沖縄で外壁塗装をお考えの方へ!水性塗料と油性塗料のメリットとデメリットとは
「外壁塗装を考えている。水性塗料と油性塗料について知りたい。」
外壁塗装をする際には、塗料の種類にお悩みかもしれません。
選ぶのであれば、水性塗料と油性塗料を知っておきたいですよね。
今回は、水性塗料と油性塗料のメリットとデメリットを沖縄の外壁塗装業者がご紹介します。
水性塗料の大きなメリットとして挙げられるのが、臭いがしないことでしょう。
よく対比される油性塗料は、臭いの発生がしばしば悩みに挙げられます。
この原因は、揮発有機溶剤が豊富に含まれていることです。
油性塗料には、有機溶剤であるシンナーを使って希釈しています。
そのため、このシンナーが揮発することで臭いが起こってしまうのです。
単に不快に覚えるだけではなく、健康被害を受けてしまう可能性もあります。
一方で、水性塗料は水で希釈するために、このシンナーが使われていません。
そのため、もちろん不快にならないですし、体調不良のリスクもないでしょう。
また、油性塗料と比較すると、値段が抑えられていることも挙げられます。
油性塗料は、そもそもの値段が高いため、水性塗料の方に分があります。
工事の手間があまりかからない点を踏まえると、人件費も抑えられるでしょう。
同じ工事をより安く行いたいのであれば、水性塗料を選ぶのがおすすめです。
そして、保管が簡単で手間がかからない点もメリットに挙げられます。
主成分が水ですので、材料の保管を気にする必要はありません。
しかしながら、水性塗料にはデメリットも存在します。
たとえば、有機溶剤を含んでいないため、塗膜の艶が落ちやすい傾向にあります。
また、水性であるために、あまりにも温度が低いと硬化機能が乏しいかもしれません。
沖縄では大丈夫ですが、低温の場合には避けた方が良いでしょう。
もちろんですが、乾燥するまでは水に流されやすいです。
塗装する際には、雨が降らないタイミングを狙って行うようにしましょう。
そして、代表的なのは、耐久性が低い点です。
特に塗料を強化にするものが多く含まれているわけではありません。
水で薄めている点で、塗料そのものの濃度も下がっています。
塗料そのものの効果以上には期待できない点は押さえておきましょう。
しかしながら、近年の研究により外壁でも強固な塗膜ができる水性塗料も多いです。
油性塗料にそん色ない素晴らしい強さを発揮しますので、検討されても良いかもしれません。
ただし、水性塗料がそもそも使えない素材や相性の悪い下地も存在します。
工事をする際には、その素材に問題がないのかを調べておくのが大切です。
油性塗料には多くのメリットが存在しています。
一つ目は、雨水に強く耐久性に優れていることです。
油性塗料には、シンナーなどの有機溶剤が含まれています。
そのため、とても耐久性の高い強力な塗膜ができるでしょう。
外壁や屋上は、雨だけでなく紫外線の影響を日々受けています。
その点で、油性塗料を使うことで、そういった影響から外壁などを守れるのです。
二つ目は、耐摩耗性に富んでいる塗膜を作れる点です。
外壁にものが当たるなどの摩擦があっても、離脱することが低減され、劣化しにくい塗膜にできます。
三つ目は、塗料密着が良い点です。
油性塗料は下地素材との密着性が高い点で、はがれにくい塗膜にできます。
特に、樹脂や金属とは相性が良いため、検討されても良いかもしれません。
四つ目は、艶を発揮しやすい点です。
有機溶剤を含んでいるため、仕上がりの美しさが期待できるでしょう。
五つ目は、乾燥が早い点です。
水性塗料と比べて水分が少ないため、乾燥は油の揮発によってなされます。
その結果、乾燥する際には時間が早く、かつ硬化したものができるのです。
工事期間を短くしたい場合には、検討されると良いでしょう。
一方で、油性塗料のデメリットに挙げられるのは、シンナーが含まれている点です。
耐久性の高い強力な塗膜ができるのは強みですが、当然臭いは気になるでしょう。
大量に吸引することで、体調不良を起こす可能性もあります。
室内に塗布できない点は押さえておきましょう。
また、塗料の値段や人件費が高い点も注意しておきたいポイントです。
有機溶剤を踏まえると、やはり割高な感じがするかもしれません。
手間がかかる点で人件費も嵩むため、費用と相談しましょう。
そして、塗る際に液が垂れやすく、綺麗に塗布するのが難しいかもしれません。
刷毛やローラーの後始末に時間がかかる点にも注意が必要です。
ご自身での取り扱いが面倒なものですから、利用する場合には業者に相談しましょう。
今回は、水性塗料と油性塗料のメリットとデメリットを沖縄の外壁塗装業者がご紹介しました。
水性塗料は匂いが抑えられて値段が低い一方で、耐久性が低い点などが悩みとして挙げられます。
一方で、油性塗料は耐久性に優れているものの、取り扱いが面倒でしょう。
両者の性質を理解して選ぶのがおすすめです。