建築デザインにこだわりを持つ方もいらっしゃるでしょう。
外壁材選びは住宅の印象を大きく左右する重要なポイントです。
中でもガルバリウム鋼板は、デザイン性と機能性を兼ね備えた注目の外壁材として人気を集めています。
本記事では、ガルバリウム鋼板の魅力的なデザインバリエーションと選択のコツを詳しく解説します。
あなたのこだわりの家づくりに役立つヒントが満載です。
□ガルバリウム鋼板のデザインの種類を紹介!
ガルバリウム鋼板は多彩なデザインが魅力的です。
個性豊かな外観を実現できます。
主なデザインの特徴をチェックしましょう。
1:スパン柄で都会的でスタイリッシュな雰囲気に
スパン柄はストライプ状の模様が特徴で、シャープでモダンな印象を与えます。
カラーにはモノトーンや濃色系がよく選ばれ、洗練された都会的な外観に仕上がります。
横葺きか縦葺きを選べるのもポイントです。
建物のフォルムに合わせて柄の方向を変えられます。
2:石彫柄で重厚感のある温もりを表現
石彫柄は繊細な凹凸模様が特徴で、石材のようなリアルな質感を再現できます。
温かみのある落ち着いた雰囲気を演出したい住宅におすすめです。
カラーバリエーションも豊富なので、幅広いテイストに対応できるでしょう。
3:レンガ調で味わい深いレトロな外観に
レンガ調のガルバリウム鋼板なら、本物のレンガを使ったようなクラシカルな雰囲気が楽しめます。
レトロな味わいとモダンな素材感が融合した独特の表情が魅力です。
階数ごとに外壁材を変えるなど、デザインのアクセントとしても活用できそうです。
4:木目調で自然素材の風合いを表現
木目調は木材のような温かみのある質感が特徴で、ナチュラルテイストの住宅との相性も抜群です。
明るい色調を選べば優しく軽やかな印象に、暗い色調なら落ち着いた大人っぽい雰囲気に仕上がります。
5:タイル調で上品でエレガントな外観を演出
タイル調は整然とした格子状の模様が洗練された印象を与えます。
上質でエレガントな外観にまとめたい住宅に最適。
色選びで雰囲気が大きく変わるので、建物の印象に合わせてセレクトしましょう。
ガルバリウム鋼板はデザインの種類が豊富なので、住宅のコンセプトやお好みに合わせて選ぶことができます。
理想のイメージを叶える外壁材を見つけてくださいね。
□ガルバリウムの外壁が選ばれる理由とは?
ガルバリウム鋼板が外壁材として人気なのには、そのすぐれた性能が関係しています。
ここではガルバリウム鋼板の3つの魅力に迫ります。
1:高いサビ耐性で美しい外観が長持ち
ガルバリウム鋼板の最大の特徴は、優れたサビ耐性です。
アルミニウムを主成分としているため、一般的な金属外壁と比べて格段にサビにくくなっています。
美しい外観を長期間キープできるのは大きなメリット。
ただしメンテナンスを怠るとサビが発生するため、定期的な手入れは必要不可欠です。
2:メンテナンス頻度が少なく、手間とコストを削減
ガルバリウム鋼板の耐用年数は20~30年とかなり長めです。
頻繁なメンテナンスが不要なので、手間とコストの両面でオーナーの負担を軽減できます。
亜鉛とアルミニウム、シリコンをメッキ処理することで、トタンよりも高い耐久性を実現できるでしょう。
塗装のタイミングを適切に行えば50年以上もつケースもあります。
3:軽量で建物の耐震性アップに貢献
ガルバリウム鋼板は薄くて軽量な素材です。
そのため、外壁に使用しても建物全体の重量をほとんど増やしません。
その分、建物にかかる負荷を抑えられるのです。
軽くなることで建物の重心が下がり、地震時の揺れを軽減する効果が期待できます。
耐震性の向上は日本の住宅にとって重要なポイントです。
ガルバリウム鋼板は安全面でもメリットが大きい外壁材だといえるでしょう。
ガルバリウム鋼板は外観の美しさだけでなく、優れた機能性でも選ばれています。
住まいの見た目と性能、どちらも妥協したくないあなたにおすすめの外壁材です。
□外壁を選ぶための3つのステップ
理想のガルバリウム鋼板の外壁を選ぶなら、慎重に吟味することが大切です。
完成後のギャップを防ぐためにも、しっかりとしたプロセスを踏みましょう。
ここでは3つのステップを紹介します。
1:カタログでイメージを膨らませる
まずはカタログをチェックして、全体の雰囲気をイメージすることから始めましょう。
「シックでモダンな家」「ナチュラルであたたかみのある家」など、キーワードを意識すると方向性が見えてきます。
イメージに合わせて色調も絞り込んでいきましょう。
気になる外壁の種類もピックアップしておくとよいでしょう。
2:ミュレーションで仕上がりをチェック
次はシミュレーションで外壁のデザインを確認します。
実際に施工した時のイメージを把握するには欠かせないステップ。
部分的に見本を見ただけでは、全体のバランスがつかみにくいからです。
メーカーによってはシミュレーションツールを用意しているので、ぜひ活用しましょう。
リフォームの際は、既存の窓サッシや屋根の色に近いものを選ぶのがポイントです。
3:実物サンプルで質感や色合いを確かめる
最後は大きめの実物サンプルでしっかりチェックしましょう。
A4サイズ程度あれば、質感や光の当たり方までリアルに確認できます。
小さなサンプルではディテールが分かりづらいので、できるだけ大判のものを借りるのがおすすめです。
実際に手に取って見ることで、細部までイメージを固めることができるはずです。
ガルバリウム鋼板の外壁選びは、理想のデザインを実現するための大切なプロセス。
じっくりと吟味して、こだわりの住まいを完成させてくださいね。
□まとめ
ガルバリウム鋼板は、デザイン性と機能性に優れた魅力的な外壁材です。
スパン柄やレンガ調など多彩なデザインから、住宅の雰囲気に合わせて選ぶことができます。
サビに強く、メンテナンス性や耐震性にもすぐれているのが大きな特徴。
カタログやシミュレーション、実物サンプルをチェックしながら、理想の外壁を選んでみてはいかがでしょうか。
ガルバリウム鋼板で、こだわりの住まいづくりを実現させましょう。