2023年2月8日
「色選びで失敗したくないけど、選び方が分からない」
家の外壁のような広い面積の色を決めるのはなかなか難しいものです。
色選びを失敗すると、施工完了後、イメージ通りにならず、後悔してしまうでしょう。
この記事では外壁の色選びでよくある失敗例、色選びを成功させるポイント、色決定までのステップについて解説します。
□外壁の色選びでよくある失敗例とは?
ここでは、外壁塗装の色選びで失敗しがちな理由についてご紹介します。
失敗の理由から成功のポイントを読み取りましょう。
*イメージと違う
外壁の色選びで失敗したと感じる理由として最も多いのが、イメージしていた色と違うということです。
色を選ぶ際は、色見本やカタログなどを参考に決めたはずが、外壁塗装後の家を見ると、想像以上に色が濃かったり薄かったりすることがあります。
小さな色見本やカタログの色は、大きな家の外壁に塗装されたときとでは、異なる印象を与える可能性があることを考慮しておいた方が良いでしょう。
また、室内と屋外では見え方も異なります。
部屋の蛍光灯は一見明るく白っぽく見えますが、実は青みを帯びており、電球色はオレンジみを帯びているため色見本はこれらの色の影響を受けてしまいます。
*汚れが目立つ色
先程ご紹介したイメージと違うという失敗例の次に多い理由として、思った以上に汚れが目立つ色を選んでしまうことです。
例えば、白を選んだとして、白は雨や風、ホコリ、自動車の排気ガスなどの環境要因で汚れやすい色のため、塗装直後の外壁を美しく保てる期間が短くなる場合があります。
汚れが目立ちやすい塗装色と、目立ちにくい塗装色があることを理解した上で、色を選ぶと良いでしょう。
*街並みとの調和を考えていなかった
カタログや色見本だけを頼りに色を選んでしまうと、仕上がりが周りの家に比べて「派手すぎて浮いている」「地味すぎて悪い意味で目立っている」と感じてしまう場合があります。
街並みとの調和を考えていないと、景観を損なうだけでなく、悪目立ちしてしまい、近所付き合いにも影響する場合があります。
自分の住んでいる街並みをよく見て、その街並みを損なわずに似合う色を選ぶのも良いでしょう。
*玄関ドアや屋上との相性
外壁の色を決める際、壁だけで決めてしまい、玄関ドアや屋上などの色との相性が悪くなってしまったという場合もあります。
玄関ドア、窓サッシ、雨戸、壁と同じように面積の大きな屋上の色は、外壁塗装のイメージに欠かせないものです。
壁のみをイメージするのではなく、全体の相性を考えて色を選びましょう。
□色選びを成功させるポイントとは?
上記でご紹介した失敗例をもとに、失敗しないための色選びのポイントについてご紹介します。
コツを知っておくと実際の色を選ぶのに役立ちますので、色を決める前の予備知識として以下のポイントを覚えておきましょう。
1つ目のポイントは、A4サイズの色板で色を確認することです。
色を決める時は、可能な限りA4サイズの色板のような色見本で確認してください。
理由としては、カタログの色見本は小さいため、実際の色のイメージがつかみにくいためです。
カタログの色見本やカラーシミュレーションで色を絞り込んだ後、A4サイズの色板で最終的な色味を確認しましょう。
2つ目のポイントは、ツヤが気になる人は「ツヤなし塗料」を選ぶことです。
塗り直し後のツヤを出したくない場合は、ツヤなし塗料を選びましょう。
ツヤなし塗料には、もともとツヤがない塗料と、すでにツヤがあり、ツヤ消し剤を混ぜてツヤを抑えた塗料の2種類があります。
3つ目のポイントは、使用する色は全体で3色以内に抑えることです。
家全体で使用する色は、3色以内に抑えましょう。
あまりにも多くの色を使用すると、ごちゃごちゃした印象になり、 3色のみを使用することで、スッキリとまとまった印象になります。
□色決定までのステップとは?
色選びを失敗しないためにも、以下のステップを参考にしてみてください。
色を選ぶのに失敗した人の多くは、色選びのステップを飛ばしてしまっているため、慎重にステップを進めて、色を決めるようにしましょう。
まず、色見本で気になる色を絞りましょう。
色を選ぶ際には、面積効果に気をつけてください。
実際に、気に入った色を塗ると1段階薄くなってしまうため、気に入った色にするためには1段階濃い色を選ぶと良いでしょう。
次に、カラーシミュレーションを使用して、全体のバランスを確認しましょう。
家の外観や付帯部に合っているかどうか確認してください。
最後に、A4サイズの色板で最終決定をしましょう。
最終決定をする際は、室内でなく屋外でも確認してください。
□まとめ
この記事では、外壁の色選びでよくある失敗例、色選びを成功させるポイント、色決定までのステップについて解説しました。
色選びを行う際は、できるだけ大きな色見本を使用し、室内・屋外の両方で確認するようにしましょう。
外壁の色選びについてお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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