2022年4月8日
皆さんは、雨漏りした際のにおいが臭い場合にどのようにすれば良いかご存知でしょうか。
雨漏りが原因でカビ臭くなることはあります。
どうして雨漏りしているとカビ臭くなるのでしょうか。
今回は、雨漏りでカビ臭い理由、雨漏りが原因かどうか調べる方法などを解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□雨漏りでカビ臭い理由について
どうして雨漏りでカビ臭くなるのか気になりますよね。
では、実際に雨漏りをすると部屋がカビ臭くなる理由を解説します。
カビは温度25度前後、湿度80%以上の環境で繁殖しやすいです。
雨漏りで建物内が濡れて、木材・表面材料が水分も含み長時間湿度が高い状態になります。
室温がカビの繁殖しやすい環境である場合、カビは繁殖し建物内はカビ臭くなるでしょう。
それに加えて、押し入れ内やタンスの裏側の壁など湿気が高い箇所で雨漏りした場合にカビ臭が強くなるでしょう。
*雨漏りを放置した場合にはどうなる?
雨漏りを放置した場合には、臭いの影響だけには止まりません。
実際には、建物自体に影響が出てきます。
木材の腐食や、釘や金物が錆びる恐れがあります。
それによって建物の強度が低下するのです。
建物の強度が低下すると耐震性・耐風性が低下します。
その結果、自然災害に耐えることができなくなります。
そして、建物の寿命が短くなる危険性があるのです。
その点を把握しておきましょう。
*建物だけではない?カビの臭さが人体に及ぼす影響について
部屋でカビが発生した際には、健康被害が起こる可能性があります。
その症例としては、呼吸器症状・アトピー性皮膚炎・アレルビー性鼻炎などが該当します。
ここで着目するのが、ダニです。
ダニはカビと同様に高温多湿を好みます。
そして、ダニはカビをエサとしています。
それゆえ、ダニも一緒に生じている可能性が考えられます。
ダニやフンによってもアレルギーなどの健康被害要因が増加するため把握しておいてください。
□カビ臭い時は雨漏りが原因かどうか調べるためには?対処法と一緒にご紹介!
カビ臭い時には雨漏りが家のどこかで生じている可能性を疑いましょう。
それは普段目に見えないような箇所かもしれません。
特に、壁の内部や天井においてはカビが生じやすい箇所です。
自分で見つけることが困難です。
それゆえ、気付かないうちに大量のカビが発生していることも考えられます。
自分でできる雨漏りチェックとして、以下に示します。
・天井のクロスが浮く、シミがある
・内壁のクロスが浮く、シミがある
・外壁が変色している
・家のどこかで水滴が滴る音がする
・床板の一部が膨れ上がっている
・サッシに水滴が溜まっている
・押入れ、クローゼットにカビがある
以上の症状が見られた際には、雨漏りが生じている可能性が高いです。
それゆえ、不安な方は専門業者に依頼するようにしましょう。
*カビ臭い時に自分でできる対処法とは?
室内にカビが充満していると不快になります。
そして、前項でも解説したように健康被害に遭う恐れがあります。
それゆえ、今すぐ自分でできる対処法について3つ解説します。
まず1つ目は、部屋を換気することです。
窓やドアを開けて、空気の入れ替えをします。
そして、室内全体に新鮮な空気を入れます。
その際には、2箇所の窓を開けると良いです。
それに加えて、扇風機やサーキュレーターで室内を乾燥させると効果的でしょう。
2つ目は、壁紙を張り替えることです。
広範囲にカビが生じている際には、壁紙を張り替えるのが効果的です。
ただし、壁紙を帰るとなるとハードルが高い上に費用もかかります。
それゆえ、自分でできそうにない際には、専門業者に張り替えてもらうことがおすすめです。
3つ目は、消臭剤・炭を置くことです。
部屋に残ったカビの臭いは消臭剤で対策すると良いです。
その際に注意点として、香りがある芳香剤は控えましょう。
それはカビの臭いと混合してしまうからです。
それゆえ、無香料タイプを使用するようにしましょう。
□カビが繁殖する条件について
最後にカビが繁殖する条件について解説します。
条件を考える前提として、カビは微生物です。
それゆえ、放置すると繁殖することを念頭に置いておきましょう。
風呂場の隅っこが黒い光景を見たことがありますよね。
掃除をせずに放置した際には、黒い面積が広がります。
条件としては、先述した通り、「温度25度、湿度80%」がカビが発生しやすい環境です。
部屋がカビ臭い理由として雨漏りをピックアップしてお話ししてきましたが、他の可能性として「換気をしていないこと」「部屋を掃除していないこと」なども挙げられます。
その上で、雨漏りの可能性を疑うようにしましょう。
□まとめ
今回は、雨漏りでカビ臭い理由、雨漏りが原因かどうか調べる方法などを解説しました。
雨漏りでカビ臭い理由についてご理解いただけたでしょうか。
実際に自分の家が雨漏りしているかどうか確認して、していることが確認された際には、早急に対応するようにしましょう。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。
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