雨漏りでお悩みの方へ!窓枠の雨漏り原因についてご紹介します!

2022年2月1日

「窓枠の雨漏り原因を知りたい」「雨漏りした際の応急処置について知りたい」
このようにお悩みの方は多数いらっしゃるでしょう。
今回は、窓枠が雨漏りした際の原因や応急処置方法についてご紹介します。

□窓枠の雨漏り原因とは

窓枠から雨漏りしている場合、いくつかの原因が考えられます。

1つ目は、コーキングの劣化です。
コーキングの劣化による雨漏り原因が最も多いです。
コーキングは、窓枠と外壁の隙間を埋めるために流し込むものです。
流し込むことで、防水性を高めますが、直接紫外線や雨、風の影響を受けるので時間が経つにつれて劣化していきます。

コーキング剤が剥がれたり、ヒビが入ったりしている場合は劣化の初期症状として挙げられます。
このような破損部から雨水が浸入し、雨漏りが生じるため、破損部分を発見すれば早急に対処しましょう。
コーキング剤の寿命は一般的に5年から10年とされています。
家を建ててから5から10年経過している場合は、1度専門の方にメンテナンスしてもらうことをおすすめします。

2つ目は、外壁のひび割れです。
外壁にひびが入ることで、隙間から雨水が浸入する原因になります。
外壁を塗装することは、外観を美しく見せるだけではなく、紫外線や風雨から守る性質があります。
しかし、このような性質を持っている外壁塗装にひび割れや破損が生じることで、機能性が低下してしまいます。
そのため、窓枠やサッシの周りを定期的に点検し、ひび割れや破損が生じていないか確認することが非常に大切です。

3つ目は、換気扇や配管の接合部です。
窓枠の上にある、換気扇や配管に雨が吹き込むことで雨漏りが生じます。
雨水が浸入しないように作られていますが、大雨や暴風が生じ、様々な角度から影響を受けることで劣化してしまいます。

また、換気扇や配管の隙間を埋めているコーキング剤の劣化によって、雨漏りが生じることもあります。
窓枠やサッシを点検する際には、同時に換気扇や配管の接合部も点検しましょう。

4つ目は、引き違い窓枠です。
引き違い窓枠とサッシの間には小さな隙間があります。
これは、スムーズに動くようにわずかに隙間を設けていますが、横から強い雨が降り注いだり、風が吹きつけることで、雨水が浸入することがあります。
また、レールにゴミやほこりが詰まっていることで、雨水の通り道を封鎖し、排水されず水が建物内部に浸入するといったことにもなりかねないので、ゴミ掃除は定期的に行いましょう。

定期的にレールの掃除をするようにしましょう。

5つ目は、屋上です。
窓枠に近い屋上によって、雨漏りが生じることがあります。
屋上にひび割れや劣化症状がみられると、その劣化部分やひび割れ部分から雨水が浸入してきます。
浸入してきた雨水は、窓枠から雨漏りすることが多いため、窓枠から雨漏りしている場合は窓枠やレールだけではなく、屋上にも注意して点検してみましょう。

□雨漏りした際の応急処置とは

サッシから雨漏りした際の応急処置として挙げられることはいくつかあります。

1つ目は、雑巾でふき取ることです。
雑巾がない場合は、布でも対応できます。
雑巾や布を水漏れしている部分に置き、雨水が広範囲に広がらないように対処します。

また、雑巾が大量の水を吸いとれば、新しいものに取り換えたり、絞ったりしてみましょう。
近くにカーテンがある場合は、濡れないようにくくっておくか、外しておきましょう。

2つ目は、吸水シートを使用することです。
雨漏りや水漏れが生じた際は、ホームセンターや通販で販売されている吸水シートを用いましょう。
布や雑巾よりも吸収力が強いため、水漏れがひどい場合に効果的です。

3つ目は、窓の外側に雨戸を付けることです。
雨戸があることで、サッシの隙間から雨水が浸入してくることを防げます。
暴風時や台風が発生している際は、雨戸を付けておくようにしましょう。

4つ目は、ベニヤ板で窓を覆うことです。
サッシ全体を覆うことで、サッシからの雨漏りを防げます。
しかし、釘を打ったり、設置することが難しかったりするので、現実的な方法ではありません。
また、雨漏りの原因がサッシの場合のみに使用できる対処方法なので、原因が分かっていないと応急処置として使用できません。

□雨漏りが発生した際の事案とは

実際に、窓枠から雨漏りした事案を知ることで自分の家の状態を比較できるので知っておくことは非常に大切です。

1つ目は、アルミサッシ本体の隙間から雨漏りが生じた場合です。
アルミサッシの周りにある、天井や壁から雨漏りしていることは多いですが、アルミサッシ本体から雨漏りが生じていることがあります。
アルミサッシ本体にわずかな隙間がある場合は、雨漏りをすることがあるので注意しましょう。

2つ目は、2階のサッシ周りのコーキング劣化です。
コーキング剤による雨漏りは上でも紹介しましたが、サッシ以外にも、ジョイント部分や出窓、笠木などから雨漏りすることもあります。

□まとめ

今回は、窓枠の雨漏りに関する応急処置や原因についてご紹介しました。
窓枠から雨漏りが生じる原因は、シーリング剤の劣化やひび割れが挙げられます。
雨漏りに関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。

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