2021年12月18日
「雨漏りがどこから生じているのか知りたい」「雨漏りを特定する方法について知りたい」
このようにお悩みの方必見です。
今回は、雨漏りが生じている場所や特定方法についてご紹介します。
□雨漏りが生じている場所をご紹介!
雨漏りがどこから生じているのか、生じやすいのかを事前に知っておくことで、定期的なメンテナンスや掃除によって雨漏りを防げます。
以下では雨漏りが生じやすい場所についていくつかご紹介します。
1つ目は、屋上の破損部です。
屋上部分は、風雨の影響を直接受けてしまうので、ダメージが大きく、ひび割れや反りが生じます。
そのため、このような破損部から雨漏りが生じてしまう可能性が高いです。
また、風雨の影響だけでなく、経年劣化によるひび割れなどもあるので、耐久年数などを知っておくことが大切です。
2つ目は、ベランダのひびです。
ベランダも屋上と同じで、風雨や紫外線の影響を直接受けます。
また、人の出入りが多いため防水塗膜がすり減ってしまい、屋上よりもダメージが早くみられる可能性があります。
さらに、ベランダにある排水口にゴミやほこりが詰まると、雨水が流れにくくなり、室内に雨水が侵入してくることがあるので注意しましょう。
3つ目は、サッシ枠と防水シートの隙間です。
雨水は、一般的に外壁の表面を流れ落ちますが、経年劣化やひび割れによって、シーリングの隙間から雨水が侵入してきて、雨漏りの原因になることがあります。
侵入防止のために防水シートが貼られている場合も、施工不良や経年劣化によってサッシ枠と防水シートの間に隙間ができてしまう可能性があります。
4つ目は、天窓です。
近年は天窓を設置する住宅も多く、様々な技術が発展して雨漏りしにくくなっていますが、窓なので雨漏りが生じることがあります。
天窓の耐久年数は一般的に10年と言われており、10年前後にコーキングの塗り替えを行うことが大切です。
目視調査によって、ひび割れはないか、縮んでいないかなどを日ごろから確認しておきましょう。
□雨漏り原因とは?
雨漏りの原因は場所によって大きく異なります。
以下では場所別の雨漏り原因についてご紹介します。
まずは、天井の雨漏りです。
天井の雨漏り症状は、雨ジミや黒カビ、クロスの剥がれなどが挙げられます。
以上のような雨漏り症状の原因はいくつかあります。
1つ目は、屋上の建材の劣化や破損です。
瓦のずれやひび割れ、防水シートの劣化によって雨が侵入してきて、シミになったり、雨垂れの原因になったりします。
2つ目は、防水や排水設備の不具合です。
防水シートが剥がれたり、排水口にゴミやほこりが詰まったりすることで、雨水がたまってしまいます。
このような状況になってしまうと、室内に雨水が侵入する原因になってしまい、雨漏りが生じます。
3つ目は、外壁のひび割れです。
天井板よりも上にある外壁にひびが入ることで、屋上と外壁の間から雨水が侵入してきます。
以上のように天井の雨漏りにはいくつかの症状と原因があります。
続いては、壁の雨漏りです。
壁の雨漏り症状は、クロスのシミや剥がれ、黒カビなどが挙げられます。
このような症状が現れる原因はいくつかあります。
1つ目は、外壁材や防水シートのひび割れです。
クロスにシミや剥がれが生じている場合は、外壁材や防水シートにひび割れしていることがあります。
目視で確認できるので、雨漏りが発生しないように定期的に確認しておきましょう。
2つ目は、防湿シートが破損していることです。
壁に水滴がついていたり、黒カビが生じていたりする場合は、防湿シートが破損していることが多いです。
防湿シートはクロスの外側にあるので、自分で確認することは難しいです。
雨漏り調査の会社に依頼するようにしましょう。
マンションの天井からの雨漏りは、水漏れの可能性もあります。
配管が破損していることで水漏れしていることが多いので、安易に修理せず専門の方に修理を依頼するようにしましょう。
□勘違いしやすい雨漏りとは?
屋内が水浸しになってしまうのは、雨漏り以外にも原因があります。
以下ではいくつかの雨漏り以外のトラブルについてご紹介します。
1つ目は、結露です。
気密性の高い家や排水の弱い家は、結露が発生しやすく、結露によって水がたまっていることがあります。
湿気が多い住宅や地域に住んでいる方は、換気をしつつ本当に雨漏りなのか確認しましょう。
2つ目は、漏水です。
配管からの漏水によって、雨漏りのような状況になることがあります。
配管周りから水が侵入してきた際は、水道メーターを確認して原因を特定するようにしましょう。
3つ目は、屋上を掃除した後の雨漏りです。
屋上を掃除した際に、たまっていた水が落ちてきて雨漏りと勘違いすることがあります。
どのように掃除したかを見直して、雨漏りかどうかを調べましょう。
□プロが行う雨漏り調査とは?
1つ目は目視調査です。
雨漏り原因の疑いのある場所を実際に目で確認して、雨水の侵入口を特定します。
目視調査は原因箇所をすべて特定することは難しいため、他の調査方法でも依頼するようにしましょう。
2つ目は、紫外線調査です。
紫外線カメラが、外壁などの表面温度を色分けして雨漏りしているか判断します。
同じ建材の場合は、同じ表面温度を示すので極端に温度が低い箇所があると雨漏り箇所を判断できます。
□まとめ
今回は、雨漏りがどこから生じているのか、雨漏りの原因や調査方法について紹介しました。
雨漏りは、様々な場所から生じるので、事前にメンテナンスを行うなどの対策を行いましょう。
雨漏りに関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。
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