2023年9月8日
ブラウンで外壁を塗装したいけれど、どのような雰囲気になるのかわからないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
ブラウンは外壁の色として、大変落ち着きがあり、多くの家に採用される人気の色です。
この記事では、ブラウンの外壁の魅力、メリットとデメリット、おしゃれなブラウンの家を建てるためのポイントについて解説します。
家の外壁の色でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□ブラウンの外壁の魅力とは？
なぜ、ブラウン外壁は人気があるのか、以下ではその魅力について解説します。
1つ目は、汚れや色あせが目立ちにくいことです。
色のトーンにもよって異なりますが、泥や土埃、コケやカビが付着したとしても、ブラウンの外壁であれば目立ちにくいことが特徴として挙げられます。
例えば、幹線道路を走る車の排気ガスが気になる場合でも、ブラウンなら汚れが目立ちにくいので気にする必要はありません。
実際に、湿気の多い場所でコケやカビが生えたとしても、ある程度は変化がないようにみえるでしょう。
どの色の塗料も経年劣化はしますが、ブラウンは色褪せが比較的目立ちにくいというメリットがあります。
外壁の美しさをなるべく保ちたい場合は、ブラウンに塗装することをおすすめします。
2つ目は、落ち着いたハイセンスな印象になることです。
ブラウンの外壁は落ち着いた上品な印象が特徴です。
一口にブラウンといっても、明るいブラウンから暗いブラウンまで様々な色があり、好みに合わせて色を選べます。
派手な色や目立つ色ではありませんが、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせる色といえます。
3つ目は、ダークカラーでも暗くなりすぎないことです。
トレンドのダークカラーで外壁の雰囲気を変えたいけれど、重い印象を与えそうで不安という方もいらっしゃるでしょう。
重厚感と高級感のあるダークブラウンは重い印象を感じさせず、上品な印象を与えます。
ブラウンは周囲の建物に馴染みやすく、好印象を与える色であるため、ダークカラーをお考えの場合はブラウンも候補として検討してみると良いでしょう。
□ブラウンの外壁のメリットとデメリットとは？
ブラウンの外壁のメリットは、万人受けしやすいことです。
ブラウンは外壁塗装に人気の色で、シンプルで王道な色とされています。
ただし、グレーやベージュよりも高級感があり、素朴ながらも大人っぽい雰囲気を演出できます。
外壁の色に迷ったら、ブラウンを選んでおけば失敗することはないでしょう。
一方で、普遍的な印象になりやすいことがデメリットとして挙げられます。
汎用性、需要の高いブラウンは、周辺の住宅でよく用いられています。
そのため、外壁をブラウンに塗装することで「ありきたり」「普遍的」という印象を与えられます。
他の家と被りたくない場合や、オリジナリティを出したい場合はブラウンのみの塗装は控えることがおすすめです。
ブラウンを外壁に塗装して、個性を演出したいなら、濃淡をつけたり、ほかの色と組み合わせたりすると良いでしょう。
□おしゃれなブラウンの家を建てるためのポイントとは？
家を建ててから後悔することのないよう、予め確認しておきたいポイントについてご紹介します。
＊1.カラーシュミレーションを活用する
希望の色の候補が複数ある場合には、カラーシミュレーションをおすすめします。
単体で色を決めるよりも、家全体のバランスの中で配色の確認をすることが重要だからです。
それぞれの色をどこに使うか、色の濃さはどうするかなど、実際の家の写真で色の相性を必ず確認するようにしましょう。
＊2.大きめのサンプルで確認する
外壁塗装の色を決めるうえで、色の面積効果は重要となります。
小さなサンプルで色の確認をしてしまうと、塗装時のイメージと異なる場合があるので、なるべく大きなサンプルで確認するようにしましょう。
外壁に実際に塗装すると、暗い色はより暗く見え、明るい色はより明るく見える傾向があります。
このような色の面積効果を理解したうえで、サンプルを確認する必要があります。
＊3.色の組み合わせは3色以内にする
外壁に使用する色は3色以内に収めることがおすすめです。
具体的には、ベースカラーが全体の60％程度、アソートカラーが全体の30％程度、付帯部に使用するアクセントカラーが全体の10％以下を占めます。
それぞれの役割、割合を念頭において色を選んでみてください。
＊4.近隣の住宅を確認しておく
カラーシミュレーションが完了して、希望する外観の明確なイメージができたら、住宅予定地の周辺を散策するようにしましょう。
近隣の住宅を観察することで、考えているデザインが浮いてしまわないかを客観的に判断できます。
□まとめ
家を建てるとき、最後まで悩んでしまうのが外壁の色選びです。
ブラウンを塗装することで、温かみがあり、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
ただし、使い方によってはありきたりで地味な印象を与えてしまいます。
外壁をブラウンで塗装したいけれど不安という方は、しっかりカラーシミュレーションをしたうえで決めると良いでしょう。
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