外壁のチョーキングの発生原因と対処法を解説します!

2023年10月25日

外壁を触ると白い粉が付着した経験があるという方もいらっしゃるかもしれません。
これはチョーキング現象と呼ばれるものです。
放置すると様々な危険性があるかもしれません。
そこで今回はチョーキングに着目します。

チョーキングが発生する理由、チョーキングを放置するリスクに加えて、チョーキングの対処方法を解説します。

□外壁にチョーキングが発生する理由

外壁にチョーキングが発生する主な理由は経年劣化です。
チョーキングは、外壁の塗装部分が時間の経過とともに劣化することで生じます。

チョーキングのほとんどが経年劣化がきっかけで生じます。
劣化の原因は、雨風や太陽光です。
特にチョーキングが生じやすいのが、紫外線の影響を受けやすい場所です。
日当たりの良い南側や西日があたる外壁、日影ができないバルコニーは特に注意が必要です。

劣化が進行すると、外壁塗装の成分が分離します。
外壁塗装の主な成分は、樹脂、顔料、添加剤です。
これらの成分の分離が進むと顔料が外壁塗装の表面に出てしまいます。
外壁を触った時に粉状のものが手につき、チョーキングに気が付いたという方もいらっしゃるかもしれません。

この粉状のものが表面に出てきた顔料です。
粉状のものの量は、チョーキングの進行具合によって異なります。

しかし、外壁に触れて粉状のものが手についたということは劣化が進んでいる証拠です。
チョーキングがかなり進行していると、粉状のものがしっかりと付着する傾向があります。
外壁塗装をしてから10年ほどが経過すると、劣化症状が現れやすいです。

ただ、塗料製品の種類や住まいの環境によっては劣化までの年数に差があることを覚えておきましょう。
経年劣化以外にも、塗料の調合や塗布量の不足によってもチョーキングが発生するかもしれません。

一度、チョーキングが生じてしまうと自然に直ることはありません。
今、チョーキングが生じていなくてもいつ起きるかわかりません。
定期的に外壁の状態を確認するようにしましょう。

□チョーキングを放置するリスク

チョーキングを放置するリスクは主に2つあります。

1つ目はカビやコケが発生することです。
カビやコケが発生すると外観にも影響を与えるため、できることなら発生させたくないものです。
さらに、カビやコケはアレルゲンの一種で人体に影響を及ぼす可能性もあります。

建物の寿命を縮めるだけでなく、人体にも影響を及ぼすのでチョーキングは放置しないように心掛けましょう。

2つ目は、建物の内部が腐食することです。
先ほど解説したように、チョーキングが発生するということは建物の劣化が進んでいる可能性が高いです。
劣化が進むと建物の防水機能が低下します。
その結果、外壁の中に雨水が浸透し、内部にまで水が入り込んでしまうかもしれません。

外壁の表面だけでなく、内部も腐食してしまうのです。
内部が腐食すると、外壁塗装だけでは補修が不十分です。
内部の工事も必要で時間もお金もかかってしまうため、そうなる前に食い止めることが大切でしょう。

チョーキング現象にも様々な程度があります。
軽度である場合は、すぐに補修が必要というわけではありません。
軽度の目安は、外壁に手で触れたときに手に付着する粉の量が少量であることです。
反対に大量の粉が付くのであれば重症です。
ここまでくると、外壁塗装をする必要がありそうです。

□チョーキングの対処方法

チョーキングの対処を自分でしようとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、外壁に付着した粉は高圧洗浄機で洗ったり、水を流して落としたりすることで解決できるかもしれません。

しかし、チョーキングが生じるということは塗膜が劣化している証拠です。
塗膜の劣化は、なかなか自分だけで解決することが難しいです。
また、ブラシで擦ることにより、かえって外壁を傷つけることにもつながりかねません。

チョーキングを補修するためには、高圧洗浄をした後に養生作業をして外壁を塗装しなおす必要があります。
その後、下塗り、中塗り、上塗りの3回にわけて塗装します。

これらの作業を個人で行うには限界があるため、当社のような外壁塗装を取り扱っている会社を頼るのが良いでしょう。
当社ではホームページに施工事例を掲載しております。
保証にも力をいれていて、5年間の施工保証に加えて、年2回のアフターフォローの2重完備も徹底しています。

また当社では、北部と離島を除き、見積りを無料で行っています。
土、日、祝日でも対応可能なため、チョーキングにお悩みで外壁塗装をお考えの方は、是非一度ご検討ください。

□まとめ

今回は、チョーキングに着目しました。
チョーキングは、外壁の塗装部分が時間の経過とともに劣化することで生じます。
チョーキングのほとんどが経年劣化がきっかけで生じます。

チョーキングを放置すると、カビやコケが発生するだけでなく建物の内部が腐食する可能性があります。
カビやコケの発生は人体にも影響を及ぼすかもしれません。
そのため、重症なチョーキングが確認された時には、できるだけ早く対処することが大切です。

当社でも外壁塗装を承っています。
チョーキングでお困りの方は是非一度当社をご検討ください。

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