【防水工事とは?】防水工事の種類や工法について解説します!

2019年5月4日

「屋上の防水工事って必要なの?」
「防水工事のメリットを知りたい!」
このようにお困りの方はいらっしゃいませんか?
近年、猛威を振るう台風や豪雨などの災害に備えて、屋上の防水工事を考えている方も多いと思います
沖縄県など、台風被害の多い地域にお住まいの方はなおさら心配ですよね。
今回は屋上の防水工事とは何か、その概要やメリットについて詳しくお話します!

□防水工事とは?

一般的な防水工事の工法は以下の通り。
では、それぞれの特徴と耐用年数、費用を見ていきましょう。

*ウレタン防水

ウレタンを塗装して、屋上の防水効果を高める工法ですね。
この工法のメリットは費用が比較的安く済むこと。
ただし、ウレタン防水材の塗膜が均一にならないというデメリットもあります。
耐用年数:約10〜12年
単価:4500円~6000円/㎡

*シート防水

この工法が最も一般的な工法ではないでしょうか?
屋上の下地部分に防水シートを接着し、屋上の防水機能を高めます。
最も費用を抑えられる工法ではありますが、シートによっては、破損しやすいものがあるので注意が必要。
防水シートは丈夫なものを選ぶようにしましょう。
耐用年数:約10〜12年
単価:4.000円〜7.500円/㎡

*FRP防水

ガラス繊維の防水材を用いた防水施工ですね。
耐久性が高く劣化しにくいので、おすすめの防水材です。
ただ伸縮性がないため、時間が経つとひび割れを起こす可能性があります。
耐用年数:8~10年
単価:4.500円〜7.000円/㎡

□本当に効果があるの?

屋上の防水工事は本当に効果があるのか不安に感じている方もいらっしゃいますよね。
ですが、ご安心ください。
防水工事をすれば、大抵の浸水は防ぐことができます。
家の中に水が入ってくると、躯体の劣化や雨漏りの原因になります。
そうなると家の耐久性に大きな影響を与えることに加えて、リフォーム代や修繕費などの費用もかさみます。
防水工事をすれば、どのような水量にも耐えられるわけではありません。
ですが、一般的な雨量ならもちろんのこと、台風や大雨にも分な効果を発揮しますよ。

□まとめ

今回は屋上の防水工事について詳しくお話しました!
日本中の全ての家に屋上の防水工事が必要なわけではありません。
お住まいの地域や気候を考慮して、施工をするか否か判断しましょう。
ただ、台風被害の多い沖縄県などは防水施工を考えた方がいいかもしれませんね。
その他の地域でも、台風や豪雨が頻繁に起きる場所では、防水工事をおすすめします。

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