なぜ雨漏りが生じてしまうのかについてご紹介します!

2022年3月18日

皆さんは、なぜ雨漏りが生じてしまうのかご存知ですか。
雨漏りは放置すると、室内の腐食を進行させてしまう恐れがあります。
それゆえ、早急に対応することが求められます。
そこで今回は、雨漏りの原因と応急処置について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□雨漏りの原因ポイントとは?

ここでは、雨漏りの原因ポイントとして5つ解説します。
ぜひチェックしてみてください。

まず1つ目は、屋根の壊れた箇所からです。
雨漏りで一番イメージがつくのではないでしょうか。
技術の発展でも直接雨水を受ける屋根のダメージは大きいです。
また、屋根スレートのヒビや瓦のズレなどから雨漏りが生じるケースがあります。
そもそもの雨漏りは台風などの外的要因が直接的に起因している場合もあります。

2つ目は、サッシ枠と防水シートの隙間です。
外壁の水が侵入する箇所として多いのがこの箇所です。
基本的に雨水などは外壁の表面を流れ落ちます。

しかし、経年劣化によるひび割れや縮んだシーリングの隙間から雨水が侵入する場合があります。
それ以上、侵入させないために防水シートが貼られていることが多いです。
ただ、施工不良や経年劣化で隙間が生じることがあります。

3つ目は、天窓です。
昔と比較すると天窓は技術的に進化しました。
それゆえ、雨漏り自体はしにくくなっています。
ただし、通常の窓でも雨漏りするため、可能性がゼロではないです。
10年前後を目安にしてコーキングが劣化してひび割れしていたり、塗り替えたりすることが重要でしょう。

4つ目は、ベランダのヒビです。
屋根と同様に雨水にさらされることに加えて、人の出入りがあるため、防水塗膜が擦り切れやすいです。
また、日々などのダメージが屋根や外壁よりも顕著に現れます。
ベランダにある排水口が詰まっている際には雨水が流れずに小さなヒビから建物内に侵入する可能性もあります。
そのため注意してください。

5つ目は、給排水管です。
一見、見落としがちな箇所です。
給排水管もサッシ枠と同様に外壁と防水シートを貫通している箇所です。
それゆえ、そこに隙間が生じている場合は、雨水が侵入する原因となります。

□雨漏りの原因トップ3を紹介します!

ここまでは雨漏りの原因ポイントとして、雨漏りが生じる原因を解説しました。
この章では実際に雨漏りの原因のトップ3を解説します。
ぜひチェックしてみてください。

まず雨漏りの原因の1位は屋根板金の曲がり・破損です。
屋根の棟板金や破風板などの折り目や端に関しては、15年前後で浮きや釘の緩みが生じます。
そして、雨水の侵入口となりやすい箇所です。

この箇所が破損している可能性が考えられ場合は、自分で屋根に登らないようにしましょう。
破損していた場合は、すぐに専門の業者に連絡してチェックしてもらいましょう。
この屋根板金の曲がり・破損が生じやすい箇所は2階の天井です。
屋根修理業者を呼んで、棟・破風などの交換や修理作業を施して雨漏りを止めることが大切です。
費用は約15万円程度かかります。

続いて、原因の2位は屋根材の割れ・ずれ・欠けです。
スレートや瓦等の屋根材に破損や強風による消失があり、露出した屋根下地から天井裏に水が染み込むパターンがあります。
こちらも屋根材の確認で自ら屋根の上に登ることがないようにしてください。

この屋根材の割れや欠けが生じやすい箇所は2階の天井です。
屋根修理業者にお願いして、屋根材の部分差し替えを依頼して雨漏りを止めましょう。
費用は1万5000円から6万円程度を見ておきましょう。

最後に原因の3位は窓サッシの劣化です。
窓と外壁材の境目のコーキングと呼ばれる充填剤が年月と共に劣化してきます。
そして、細かなひび割れや裂け目が生じて雨水の侵入口となります。
特にサッシ付近は雨水が当たりやすく劣化が生じやすいです。

このサッシの劣化が生じやすい箇所は屋内の壁全般です。
サッシの古いコーキングを剥がして新しいコーキング材を充填する作業を実施します。
これを打ち替えといいます。

この作業はホームセンターの用具でも可能です。
ただし、作業はなるべく専門の業者に依頼するようにしましょう。
費用は約3万円です。

□雨漏りが起きた際の応急処置について

実際に雨漏りが生じてしまった場合には、早急に対応する必要があります。
それは室内が水浸しになるからです。
まず応急処置としてやることは二次災害を防ぐことです。
例えば天井から雨漏りが生じている場合には、雨漏り箇所の下に、新聞紙やレジャーシートを敷いて、水滴を受け止めましょう。

また、窓サッシに雨染みある場合には雑巾やタオルを使用します。
雨水を染み込ませることで対処しましょう。

□まとめ

今回は、雨漏りの原因と起こりやすい場所について解説しました。
雨漏りの原因としては、屋上の壊れた箇所やベランダのヒビが考えられます。
また、雨漏りが生じやすい箇所は屋根やベランダ、サッシ付近です。
この点を把握しておいてください。

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