オシャレでモダンな黒色の外壁!メリットやデメリットについて解説します!

2023年3月17日

家のデザインや外壁の色などにこだわることができる注文住宅の中で、黒い外壁が注目されています。

しかし、黒い外壁にするのであれば、素材や性能を自分たちで考え選択しなければなりません。

今回は、黒い外壁のメリット・デメリットと注意点についてご紹介します。

理想の住宅を実現するために、ぜひ参考にしてください。

□黒い外壁のメリットとは?

*高級感を出せる

黒い外壁にする最大のメリットは、おしゃれでハイセンスな見た目に仕上げられることです。

他の色に比べて、黒は光を反射しません。

そのため、艶のある質感なのであれば華やかで重厚感を演出でき、マットな質感なのであれば無機質で落ち着いた印象を与えられるというように、質感によって異なる高級感を出せます。

野暮ったく見えてしまうデザインの住宅でも、外壁を黒にすることで引き締め効果が期待できます。

現在、日本では黒い外壁はあまり多くありません。

高級感だけではなく、他の人と被らない個性をプラスできることも魅力です。

*他の色を際立たせられる

外壁は、複数の色の組み合わせが可能です。

黒は色の中で最も暗い色なので、他の色と一緒に使うことで、主役の色を際立たせて鮮やかに見せる効果があります。

例えば、白やベージュと合わせてコントラストを演出したり、グレーがかった黒をベースにして暖かみを演出したりできます。

黒はシンプルがゆえに、デザインセンスが問われるでしょう。

外壁の質感や光の当たり具合によっては、仕上がりがイメージと異なる可能性があります。

後悔しないためにも、カラーシミュレーションは入念に行いましょう。

□黒い外壁のデメリットとは?

*熱を吸収しやすい

黒は熱を吸収しやすい色であるため、外壁に日光が当たると温度が上がりやすいです。

住宅の構造によっては、室内の温度の上昇にもつながります。

特に夏場は、外壁に触れるだけで火傷するような熱を帯びることもあります。

小さなお子さんやペットがいるご家庭は、特に注意が必要です。

また、断熱性能の高い素材を使ったり、通気層をつくったりすることで、室内への影響を小さくできるでしょう。

*紫外線のダメージを受けやすい

黒は熱だけではなく、紫外線も集めやすい色です。

外壁の塗装がはがれやすくなったり、色褪せやすくなったりします。

元が暗い分、白っぽい色の外壁と比べてダメージが目立ちやすいこともデメリットです。

紫外線のダメージを避けるためには、塗料選びが重要です。

耐久性の高い塗料を選び、紫外線によるダメージを防ぎましょう。

また、定期的なメンテナンスが必要です。

*景観に関するトラブルが起きることがある

メリットでも挙げたように、黒い外壁は珍しいです。

そのため、周りの家に対して圧迫感を与えてしまったり、視界を暗くしてしまったりというように悪目立ちしてしまうことがあります。

これによって、ご近所トラブルに発展してしまう可能性もあるでしょう。

外観の規制が厳しい「景観特区」と呼ばれるエリアでは、特にトラブルになりやすいため、事前に確認しておくことをおすすめします。

□黒い外壁の注意点とは?

デメリットでも挙げたように、黒い外壁にする場合は断熱性を高める必要があります。

断熱材の材質は無機繊維や発泡プラスチックなど、種類によって性能が異なります。

しかし、自分の家には、どの断熱材が適しているのか分からない方も多いのではないでしょうか。

その場合は、当社のような外壁施工の実績が豊富にある会社に相談してみてください。

また、外壁通気工法と言われる、外壁と断熱材の間に通気層を設け、外壁の温度が室内の温度に影響を与えにくくする方法があります。

これは、ほとんどの住宅に用いられています。

黒い外壁は、白っぽい汚れと色褪せが目立ちやすいため、汚れとUV対策がしてある外壁材または塗料を選ぶようにしましょう。

メンテナンスのしやすさが、建物の寿命と美しい外観維持につながります。

近所の外壁にどのような色が多いか、事前にチェックしておくこともおすすめします。

周囲の景観となじませるには、黒の単色使用を避けたり、マットな質感を選んだりする方法があります。

塗料によって黒の出方は異なり、ものによってはグレーに見える場合もあります。

住宅のバランスや周囲との調和などが心配な場合は、事前に業者に相談しましょう。

過去の施工経験から最も良い対策方法を、一緒に考えてアドバイスをしてくれます。

□まとめ

黒い外壁は、スタイリッシュな印象に仕上げられたり、他の色を際立たせられたり、高級感のあるデザインにできたりなど多くのメリットがあります。

一方で、紫外線のダメージによって色褪せしやすかったり、熱の影響を受けやすかったりなどのデメリットがあることも事実です。

外壁を黒くする際は、特に素材選びとカラーシミュレーションを念入りにしましょう。

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