チョーキングの原因や対策として有用な外壁塗装、塗料ごとの耐用年数

2020年12月18日

「外壁に何か白い粉のようなものがある。チョーキング現象というらしいけれど、どのようなことが原因で起こるのだろう?」

何が原因で付いているのか分からないと、大丈夫なのかと心配になりますよね。

そこで今回は、チョーキング現象がなぜ起こるのかということと、その対策としておすすめの方法についてご紹介いたします。

□チョーキングの原因は?

チョーキング現象は外壁に塗られている塗料の一部が脱離して生じるものです。

外壁というのは日々太陽からの紫外線や風などの厳しい自然環境の影響を受けています。

それによって塗料の中の成分が反応し、一部が表層に出てきて脱落していくのです。

その離れたものが白い粉として触ると手に付着することになります。

□塗料ごとの耐用年数について

チョーキングについては塗料が機能を失い始める初期症状として出るものです。

そのため、そこまで慌てる必要はありません。

対策としては再塗装を検討されると良いでしょう。

外壁塗装の工事に利用される塗料は樹脂や性能によって以下のように分類されます。

*アクリル塗料

費用が最も安い塗料であり、耐用年数は4~7年程と言われています。

ピュアアクリル塗料というものもありますが、こちらは防水性が高いと評判があり、耐用年数が12~15年と比較的に長いです。

*ウレタン塗料

隙間などによく利用される塗料であり、耐用年数は6~10年程とされています。

*シリコン塗料

住宅工事において外壁や屋根によく利用されている塗料です。

汚れにくいだけでなく、カビや藻類に対する効果も高いとされています。

耐用年数は8~15年程です。

*ラジカル塗料

7年前に発売された比較的新しい塗料です。

汚れをはじく機能を持っていることで今後主力となっていくと言われています。

耐用年数はシリコン塗料と同じく8~15年程です。

*フッ素塗料

大型の建築物などによく利用されている光沢感の高い塗料です。

耐用年数は12~15年と、外壁で利用されている塗料の中では最も長くなっています。

*光触媒塗料

日光によって汚れを分解し雨水で流すという、自然の力で外壁の美しさを保てる塗料です。

耐久性も高く、10~15年程持つとされています。

*遮熱塗料

熱を反射する効果があり、特に夏場には室温が上がりすぎるのを防止する性能を発揮します。

光熱費の削減が期待できるこちらの塗料は環境にも優しいとされており、耐用年数が15~20年程と長いのも嬉しいですよね。

*無機塗料

耐久性が高く劣化しにくい塗料であり、耐用年数は15~20年とされています。

□最後に

今回は、チョーキング現象が起こる原因と対策で有効な外壁塗装で使う塗料の耐用年数についてご紹介いたしました。

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