2021年11月8日
「ベランダが雨漏りした場合に火災保険を使えるか知りたい」「火災保険の適用範囲について知りたい」
このようにお悩みの方必見です。
今回は、ベランダが雨漏りした際の火災保険について紹介します。
□ベランダが雨漏りした際の火災保険とは
ベランダの雨漏りと火災保険は関係がなさそうに見えますが、1定の条件を満たせば、雨漏り修理する際に火災保険が適用されます。
火災保険が適用される条件は、台風や防風などの風水害や雪が積もる雪災が挙げられます。
そのため、火災や経年劣化による破損は火災保険が適用されないので注意しましょう。
また、火災保険が適用する条件は上以外にも被害金額によって保険が受けられるか否かが変わります。
自然災害の影響を受けて、被害額が20万円以上かかった場合には、火災保険が適用されるので3年以内に申請するようにしましょう。
3年を超えると、保証してもらえないことが多いので注意しましょう。
また、会社によって申請期間が異なる場合があるので事前に確認しておくことが大切です。
雨漏りを放置することでいくつかのリスクが発生します。
雨漏りの初期段階は、少量の水が染み落ちる程度です。
しかし、放置することで染み込む水の量が増え、建物内に侵入してきます。
建物内に侵入することで、構造材などの部品が腐食したり、カビが繁殖したり、湿気を好むシロアリが発生したりします。
建物の被害は上記のものが挙げられますが、建物だけでなく人体に被害を及ぼすことがあります。
雨漏りによって、漏電が発生し、感電や火災のきっかけになります。
雨漏りを放置することで建物や人体に大きな被害を及ぼすので注意しましょう。
このような被害の影響を受けないようにするために、火災保険で雨漏りの補修工事を行うことが大切です。
□火災保険の申請方法とは
火災保険の中でも大きく分けて2種類あります。
1つ目は、建物保険です。
この保険は、建物本体や建物に付属するドアや窓が補修工事の対象になります。
また、ベランダや浴槽、キッチンなどが挙げられます。
2つ目は、家財保険です。
建物でなく、家具や衣服など日常生活に必要なものが対象になります。
しかし、建物の外で被害を受けた場合は補償の対象外になるので注意しましょう。
上記のように火災保険にもいくつかの種類があり、例外もあるので事前に確認することが非常に大切です。
また、火災保険が適用される場合は、3年以内に申請することが必要です。
3年を超えてしまうと、申請を受け付けてもらえません。
3年以内に申請すれば、保険は適用されますが、時間が経過するごとに建物の被害が自然災害によるものなのか証明しづらくなります。
そのため、被害を受けた場合は早急に申請することをおすすめします。
火災保険を申請する際の手順は以下の通りです。
・雨漏り修理会社に現場調査を依頼する
・保険を申請したい意向を伝える
・原因報告や見積書の依頼
・保険会社などに連絡
・保険会社から案内書、申請書の交付
・保健所へ見積書や現場写真、見積書を送る
・保険会社の現場調査
・保険金の支払い
・雨漏りの補修工事
以上のような流れで火災保険を申請します。
雨漏りの原因が証明できない場合や、時間が経過しすぎて建物の被害状況が分からない場合は、火災保険が適用されないことがあるので注意しましょう。
□火災保険の適用範囲とは
日本は近年、春一番などの突風や台風、竜巻、豪雪など年中を通して自然災害の影響を受けます。
そのため、年中自然災害の影響を直接受ける住宅は、破損や剥がれなどの被害を受けます。
火災保険は、火事の被害を受けた場合のみ補償されると考えられがちですが、自然災害に合った際にも保障を受けられるので加入するようにしましょう。
また、火災保険にもいくつかの種類があるので事前に確認することが大切です。
自然災害ではなく、経年劣化による破損や剥がれは適用外になります。
しかし、劣化している部分に風災の影響を受けてひび割れしたり、剥がれが生じた場合には保険が適用されることがあるので、専門の方に聞いてみましょう。
自然災害による破損や剥がれはありますが、定期的にメンテナンスを受けたり、ひび割れや劣化状態が見られたりした場合には、早急に修理することが大切です。
火災保険を適用する際は、申請する期間が3年と決められているので、事前に申請流れを確認しておきスムーズに申請できるようにしておきましょう。
また、修理費用が20万円以上の場合に限られるなどの条件もあるので注意が必要です。
自然災害による被害は、時間が経つと分からなくなってしまうことがあるので3年以内と言わずに早めに申請するように心がけましょう。
□まとめ
今回は、雨漏り修理をする際の火災保険について紹介しました。
火災保険を適用する場合は、条件や申請期間が決められているので事前に確認することが非常に大切です。
この記事についてなにかご不明の点があればお気軽にご相談ください。
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