住宅の雨漏りの原因はどのように探る?特定方法を解説!

2021年10月9日

「住宅の雨漏りの原因の特定方法を知りたい。」
沖縄にお住まいの方でこのようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
急に雨漏りが発生してしまったとき、被害を最小限に食い止めるためにもぜひポイントを押さえておきたいですよね。

そこで今回は、雨漏りのパターンについて、また、対処方法、特定方法についてご紹介します。

□雨漏りのパターンについて

皆さんは雨漏りにはどのようなパターンがあるとお考えですか。
雨漏りに種類などあるのかと思われる方もいますよね。
確かに、ただただ水がしたたるイメージの雨漏りですが、実はそのなかにもいくつかパターンが存在するのです。

ここでは5つのパターンについてご紹介します。

1つ目は屋上からです。
屋上の多くはコンクリートで作られているため、一見雨漏りなどしなさそうです。
しかし、コンクリートは年々劣化してひび割れを起こすことがあります。
そこを水が通過してしまい、雨漏りにつながるのです。

2つ目はベランダからです。
ベランダも屋上と同じようにコンクリートで作られていることが多いため、同じ理由で雨漏りが起きてしまいます。

3つ目は窓からです。
窓はガラスでできているため、そこから雨漏りすることは考えられませんよね。
原因は窓の周りの縁の部分にあるのです。
基本的に窓は壁をくり抜いた隙間にはめるため、縁に小さな隙間がうまれることがあります。

その隙間から雨漏りが発生しているのです。

4つ目は天窓からです。
晴れている日など天窓からの日差しは気持ち良いですよね。
しかし、実は天窓は雨漏りの危険が非常に高いです。
その理由は、天窓は屋上のくぼみに設置するため、構造上、雨水がたまりやすくなっているからです。

また、経年劣化しやすいことも拍車をかけています。
よって雨漏りしやすいのです。

5つ目は給排水管からです。
給排水管が破損していると、その隙間から水が漏れてしまいます。
天井などに設置している家では、それが雨漏りへとつながるのです。
以上が雨漏りの5つのパターンについてでした。

□雨漏りの対処方法

ここまで、雨漏りのパターンについて解説しました。
雨漏りを経験したことがある方はこれらのうちのどれかにあてはまったことでしょう。
雨漏りのパターンについて知ることで、落ち着いて対処に向かえると思います。
ここで気になるのが、次にどのように対処すれば良いかですよね。

そこで続いては雨漏りの対処方法を3つに分けてご紹介します。

1つ目は雨漏りしている真下にバケツを置くことです。
この方法が一番皆さんに馴染みが深いのではないでしょうか。
漫画やドラマなどでもよく見かけますよね。

2つ目は屋上にビニールシートをかぶせることです。
一箇所だけ雨漏りしているのならバケツの対策で良いのですが、複数箇所の場合は屋上全体から雨を防ぐのが効果的です。
ただし、ビニールシートが風で吹き飛んでしまうといったアクシデントも考えられます。

3つ目は業者に依頼して修理してもらうことです。
自分で直そうとすると、案外費用がかさむことが多いです。
また、屋上に登る必要があるなど怪我のリスクもつきものです。
そのため、なるべく業者に依頼するのがおすすめです。

以上が雨漏りの対処方法についてでした。

□雨漏りの調査方法

これまで、雨漏りのパターンと対処方法についてご紹介しました。
それにより、雨漏りが発生してからの応急処置までのイメージがより明確になったのではないでしょうか。

しかし、根本的な解決には至っていないため、強い雨が降れば、再び雨漏りが発生してしまいます。
そこで重要となるのが、雨漏りの原因の調査方法です。

原因を特定できれば再発を防げます。
具体的な調査方法を4つご紹介します。

1つ目は目視調査です。
これはその名の通り、怪しい場所に直接、雨水が染み込んでいる痕跡がないかを目で確かめにいく方法です。
調査費用としては無料のものから3万円ほどのものもあります。

2つ目は散水調査です。
これは実際に原因と推測される場所に水をかけ、雨漏りと同じ状況を再現し、実際に雨漏りが起きているかどうかを確認する方法です。
調査費用としては3から18万円ほどが目安です。

3つ目は発光液調査です。
これは原因と推測される場所に発光塗料を混ぜた専用の検査液を流し込み、屋根裏から紫外線を当てて発光した箇所から浸入口を特定する方法です。
調査費用としては10から25万円ほどが目安です。

4つ目は赤外線サーモグラフィ調査です。
この方法は建物を高感度赤外線カメラで撮影して検査する方法です。
調査費用としては18~35万円ほどが目安です。

以上が雨漏りの4つの調査方法でした。

□まとめ

今回は沖縄にお住まいの方に向けて雨漏りの対策方法についてご紹介しました。
雨漏りのパターンについて、また、発生した際の対処方法・原因の調査方法について理解が深まったのではないでしょうか。
今回の情報をぜひ活用し、雨漏りしたときは効果的な対策をして、被害を最小限にとどめてくださいね。

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