2022年9月25日
「台風の時だけ雨漏りが発生してしまう」
このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、台風の時だけ雨漏りする原因や雨漏りの原因となりやすい箇所について詳しく解説します。
また、台風での雨漏り修理費用の目安についてもご紹介しますので参考にしてみてください。
□台風の時だけ雨漏りする原因とは
普段は雨漏りしない建物でも、台風の時だけ雨漏りが発生してしまう建物は多くなっています。
台風による強風の影響で、普段雨漏りしない家でも雨漏りが発生してしまうことは珍しいことではありません。
また、建物の仕様によって、通気口や換気扇から雨が入ってしまうこともあるため雨漏りの原因は様々です。
その中で、台風の時だけ雨漏りが発生する代表的な原因をいくつかご紹介します。
1つ目は、コーキング材やシーリング材の劣化です。
台風時だけ雨漏りが発生する主な原因は、コーキング材やシーリング材の劣化が考えられるでしょう。
コーキング材やシーリング材の寿命は長くても5年から10年ほどといわれています。
コーキングはゴムのようなものでできているため、紫外線による経年劣化や亀裂、ヒビが入ることは避けられません。
通常の雨では問題ありませんが、大雨や台風のような強風時には雨漏りが発生する可能性が高いです。
2つ目は、外壁のヒビ割れや劣化です。
モルタル材、つまり左官屋さんが現場で塗装して仕上げる外壁も同じくヒビ割れを起こしてしまう可能性が高いです。
また、鉄骨造で使用される発砲コンクリート、通称ALCの外壁は、下地の移動によりひび割れが発生することもあります。
強風や雨が強い際には、外壁材のひび割れから雨水が外壁材に浸入してしまいます。
3つ目は、屋上の劣化です。
素材にもよりますが、表面のみ塗装した屋上材は10年に1回塗装されます。
ほとんどの場合、屋上にあがって塗装する際に屋上材は、踏み割られてしまいます。
また、強風時は物が飛び散り、屋上材が破損する可能性があります。
通常の雨であれば室内に入りませんが、台風のような大雨の時は雨漏りが発生する可能性が高いです。
□雨漏りの原因となりやすい箇所とは
1つ目は、屋上や棟部分です。
まず、瓦を使用した屋上の棟部分の漆喰の劣化についてです。
瓦を使用した屋上の場合の境目には、瓦と瓦の隙間を埋めるための漆喰が使用されています。
この漆喰が経年劣化によって割れたり剥がれたりすることによって、雨水が浸透していきます。
なぜなら、漆喰の割れた部分に水が入り込むことで、屋上の瓦の下から屋内へと伝わるからです。
次に、金属を使用した屋上やスレートタイプ野屋上の棟板金の浮きについてです。
木材の劣化や固定釘の緩みにより、棟板金が浮き上がる場合があり、その隙間から水が入り込み雨漏りとなります。
次に、屋上材自体そのものの割れや浮きについてです。
瓦やスレートなどの屋上材自体にひび割れや浮きがあると、棟部分だけでなく雨漏りの原因となります。
2つ目は、窓サッシ周辺です。
まず、サッシと外壁の隙間を埋めているコーキング材の劣化についてです。
先ほどもご紹介しましたが、シーリング材は5年から10年ほどが寿命といわれており、外壁のメンテナンスを怠ることによって、シーリング材の劣化が直接の原因になります。
次に、防水処理の不備などの施工不良についてです。
防水シートが元々付けられていない場合や、付いていても施工方法に問題がある場合があります。
通気シートやフェルトがサッシ上部に溜まった水を吸い上げ、サッシの裏側にまで水が入り込む場合があり、水滴が垂れるような状態になることがよくあります。
□台風での雨漏り修理費用の目安とは
台風による雨漏りが発生した際には、場合によりますが火災保険でカバーされることもあります。
火災保険は、火災のみならず、台風のような自然災害が直接の原因となる際に適用可能になります。
雨漏りの原因によっては火災保険が適用されない場合があるため、該当箇所があるか確認しましょう。
修理費用が20万円以下、経年劣化や施行不良、ソーラーパネルの設置や増築のリフォームが原因、台風から3年以上経過していることが条件としてあげられます。
この場合、火災保険は適用されないため注意しましょう。
雨漏りの原因はプロにしかわからないといった場合もあります。
雨漏りの原因がわからない場合や、雨漏りに関してお困りのことがあれば当社にご相談ください。
□まとめ
この記事では、台風の時だけ雨漏りが発生する原因や原因となりやすい箇所、修理費用の目安についてご紹介しました。
雨漏りが発生していると感じたら、大きな被害にも繋がるおそれもあるため素早く対処するようにしましょう。
雨漏りについてご不明点等ございましたら当社までご連絡ください。
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