2019年4月4日
沖縄の住宅を取り巻く環境は、複雑です。
沖縄では、温暖な気候なため気温の高低差はないものの、常に高温多湿ですよね。
しかし外装にとって、気候は大きな問題です。
今回の記事では、沖縄の高温多湿による外装の劣化症状やその対策についてご説明します。
□外装の症状
外装の症状を劣化症状、種類について7種類に分けてご説明します。
*ひび割れ
塗装の劣化、地震や熱収縮によってコンクリートにはひびが入ります。
また、コンクリートは水にも弱いです。
そのためひび割れと同時に水の侵入も防止しなければなりません。
*変色
塗料の樹脂、排気ガスによって外壁に変色が起こることがあります。
また時間が経過するほどに変色の可能性が高くなります。
*チョーキング
表面が熱や紫外線により劣化し、水分がつくことで粉を吹いたようになる現象です。
チョーキングにより、外壁の耐久性や防水性の機能が低下し、本来の効果が発揮されなくなります。
*シーリング材の割れ
シーリング材は、外壁のつなぎの部分、目地に入っています。
シーリング材が割れることによって、ひび割れや
外壁の一部が剥がれが起こり、本来の外壁の性能を奪ってしまいます。
*コンクリートの爆裂
コンクリートにひびが入ると、水が侵入し、内部の鉄筋は錆びる、外壁が剥がれる、壊れる原因になります。
またこれらの圧力により外壁が破裂してしまうこともあります。
*モルタルの浮き
モルタルが下地から浮き上がると、外壁に水やひびが入ってしまいます。
そして水やひびが入れば、モルタルは一層剥がれてしまいます。
*屋上防水の劣化
沖縄では、屋上がある家が多くあります。
そして雨や台風により、屋上のコンクリートにひび割れが生じやすいです。
屋上のひびは家の中の雨漏りの原因となるので、屋上の補修は必須となります。
□対策
以上ご紹介した劣化症状に対しては、外壁塗装が効果的です。
塗装と聞くと、色を塗り替えるイメージがありますが、その他にも様々な機能性を与える効果があるのです。
ひび割れやチョーキングのような劣化症状を治すことはもちろん、防水性、耐久性を上げることもでき、劣化症状への対策に効果的です。
□まとめ
今回の記事では、沖縄の住宅における劣化症状と対策について簡単にご説明しました。
塗装によって、外壁の機能性は格段に上がることがお分かりいただけたでしょうか。
これから外壁の補修をする方、外壁塗装について興味がある方はぜひお気軽にご相談ください。
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