2021年4月18日
沖縄在住の方で「外壁塗装をしたいけれど、どの季節に行えば良いのかわからない」と悩んでいる方はいませんか。
数年に1回行う外壁塗装ですが、できるだけ綺麗な状態を長持ちさせたいですよね。
そこで今回は、外壁塗装がおすすめの時期や頻度について紹介します。
□おすすめの時期について
まず初めに、おすすめの時期とその理由を紹介します。
外壁塗装が適した時期は、3〜5月の春、9〜11月の秋です。
なぜなら、空気が乾燥しており、塗料の乾燥に時間が少ないからです。
塗料が乾くまでの時間が少なくなると、工期が短くなるでしょう。
ただし、春と秋にもデメリットがあります。
春のデメリットは繁忙期であり希望の日程が取りづらいことや価格が高くなることです。
また、秋のデメリットは、春と同様に、繁忙期で希望の日程が取りづらいこと、そして台風や長雨で工期が伸びやすいことです。
また、春や秋は新しい生活の始まりと重なるため、忙しくなるでしょう。
夏や冬に行う方もいますが、春か秋を選ぶ方が多いです。
自分に合った季節を選びましょう。
□雨季について
続いては、雨季でも塗装工事が可能か紹介します。
雨が降ったら塗装が剥がれるから、工事を待つ必要があるか心配の方もいるでしょう。
結論から申し上げると、雨季でも塗装工事は可能です。
雨が降った時には、足場を組み立てたり、養生シートを張ったりして工事を進めます。
また、天井裏の補修や雨に面していない部分のひび割れ補修などの工事も可能です。
ただし、塗料関係の工事は行えません。
雨の日に塗装関係の工事を行うと、いくつかのトラブルの原因になります。
例えば、塗料が薄まる、ひび割れやクレーターが起こる、水玉模様のようにまだらな汚い見た目になる、などが挙げられます。
一概に雨の日と言っても、小雨から土砂降りまであるため、工事を行うかは業者と相談して決めます。
基準は気温が5度以下、湿度が85パーセント以上ならやめた方が良いでしょう。
また、降雨が予想される場合も事前に相談しておいて決めましょう。
雨が降っていても業者が作業をやめない場合は、保証期間の延長を交渉しましょう。
雨のときに外壁塗装をすると起きるトラブルは上記に記載した通りですが、それらのトラブルが発生するのは数ヶ月や数年経ってからです。
これらを防ぐためにも、最初に決められた保証期間が適切か考え、交渉すると良いでしょう。
□外壁塗装を行う頻度について
最後に、外壁塗装を何年ごとに行うかについて紹介します。
これは、新築後初めて行う場合と、外壁塗装を既に行った場合で分かれます。
*初めて行う場合について
新築後初めて外壁塗装を行う場合は新築から5年経ったタイミングで行うと良いでしょう。
なぜなら、新築時に使用するグレードの低い塗料の耐用年数が5〜8年であることが多く、それに合わせて外壁塗装を行うからです。
新築の家は、要望がない限り、アクリル樹脂塗料と呼ばれる塗料を使います。
この塗料は耐用年数が最も短く、価格も安い塗料です。
ただし、アクリル樹脂塗料を最初に使うのには、安い以外の理由があります。
それを知るためには、素材と塗料の特徴を知る必要があるでしょう。
皆さんは、家を建てるのに使われる木やコンクリートなどの素材は湿度や気温、気圧によって膨張と収縮を繰り返すことはご存知でしょうか。
フッ素樹脂塗料やシリコン樹脂塗料といったグレードの高い塗料は、施工した後に硬い塗膜が形成されます。
そのため、最初にグレードの高い塗料を使用すると、素材の膨張や収縮によってひび割れを起こす可能性があるでしょう。
以上の理由で、新築時にはグレードの低いアクリル樹脂塗料が使われます。
金銭面よりも、膨張や収縮による家の塗膜を守ることが一番の理由です。
*既に外壁塗装をした場合について
既に外壁塗装をしたことがある場合、10年後に行うのが良いとされています。
ただし、これは以前使用した塗料によって変わります。
アクリル塗料が5〜8年だったのに対して、シリコン塗料は10〜15年、フッ素塗料は20年と言われています。
そのため、何の塗料を使ったのかを覚えておきましょう。
注意しておくことは、高圧洗浄や下地処理などの塗装には必要な工程を行わない業者や、塗料を規定の希釈率を規定よりも薄めることで節約しようとする業者に施工された場合は短くなります。
また、元請けから貰った予算に余裕がない下請け業者が施工した場合も耐用年数が短くなるでしょう。
そのため、使用した塗料の耐用年数だけを信じるのではなく、目に見えるヒビが発生していないか、雨漏りが発生していないかの定期的な確認が大切です。
目に見えていなくても、専門業者が点検して見ると分かる劣化があるため、数年に1回は専門業者に点検の依頼をしましょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装を行う時期と頻度について紹介しました。
外壁塗装は春と秋に向いていますが、混雑します。
そのため、事前に行うと決めている場合は早めに予約しましょう。
また、頻度は使用する塗料や業者によって変わるため、自分で行う点検に加えて、専門業者に依頼して、いつ塗装工事を行うか決めましょう。
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