2021年9月25日
「度重なる雨や台風で住まいの外壁塗装が落ちないか心配。」
沖縄に住んでいる方でこのようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そんな方におすすめしたいのは無機塗料です。
ぜひポイントを押さえていただきたいです。
そこで今回は、無機塗料について、また、そのメリットについて、さらにその注意点をご紹介します。
□無機塗料とは
皆さんは無機塗料とはどのようなものであるとお考えですか。
まず、塗料は「有機塗料」と「無機塗料」の2種類に分かれます。
有機塗料は一般的な塗料のことを指し、多くは樹脂成分(アクリル、シリコン、フッ素など)が含まれています。
代表的なものとして、アクリル、シリコン、フッ素塗料などがあげられます。これらを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
また塗料の性能は含まれる樹脂によって決まり、樹脂が紫外線によって分解されることで、退色や変色などの劣化症状が発生します。
一方、無機塗料は樹脂成分がほとんど含まれておらず、ガラスなどの無機物が主成分です。
そのため、劣化の原因となる樹脂成分がほぼ含まれておらず、一般的な有機塗料よりも高性能です。
しかし、無機物だけでは塗料としての粘着性を持たせられず、機能しないために、実際には樹脂などの有機物が多少配合されています。
このことから、無機塗料のことを「無機有機ハイブリット塗料」「無機ハイブリット塗料」と呼ぶこともあります。
また、無機塗料は他の有機塗料と比べて価格が高い(4,500〜5,500円/㎡)ことが特徴として挙げられます。
以上が無機塗料についてでした。
□無機塗料のメリット
ここまで、無機塗料についてご紹介しました。
無機塗料がどういったものなのか大体イメージがついたと思います。
続いては無機塗料のメリットについてご紹介します。
無機塗料のメリットは全部で4つあります。
1つ目は耐候性が高いことです。
天候の変化が激しい沖縄では、外壁の劣化がとても気になりますよね。
無機塗料の主成分は無機物のため、雨や紫外線からのダメージを受けにくいため劣化しにくく、外壁表面を長い期間保護できるのです。
2つ目はカビやこけが発生しにくいことです。
沖縄では降水量が非常に多いですよね。
そして、そんなじめじめしている環境はカビやこけの大好物です。
そこで役に立つのが無機塗料です。
無機塗料はカビやこけの栄養分である有機物の含有量が少ないので、発生を抑えられます。
3つ目は低汚染性と防汚性に優れていることです。
無機物は親水性がとても高く、表面に汚れが付着しても汚れを浮かせ、雨水で洗い流せる特徴があります。
また静電気が起きにくいので、ホコリなどのゴミを寄せ付けない塗膜にもなります。
そのため、低汚染性と防水性に優れているのです。
4つ目は不燃性があることです。
家の外壁が引火してしまい大きな火事につながってしまうのはとても怖いですよね。
でも無機塗料ならそのリスクをかなり抑えられるのです。
無機物は鉱物やレンガ、ガラスのことなので燃えません。
無機塗料は完全に無機物ではないので全く燃えないとは言い切れませんが、有機塗料と比べて火事の際などにも燃えにくのです。
以上が無機塗料の4つのメリットについてでした。
□無機塗料の注意点
ここまで読み進めていただいた方には無機塗料の素晴らしさに共感していただけたと思います。
ただ、そんな無機塗料にもいくつか注意点が存在します。
ここではその注意点を2つご紹介します。
1つ目は価格が高めであることです。
無機塗装は他の塗装に比べ、価格が高くなってしまいます。
同じ無機塗料でも、メーカーや塗料の種類によって価格はさまざまで、平均的な費用相場としては1平方メートルあたり、4,000~5,000円です。
有機塗料として一般的なフッ素塗料の相場である3,700~3,800円と比べるとその価格はやはり高いことが分かりますよね。
2つ目は技術力が確かな業者に依頼することです。
無機塗料の特性上、伸縮性がとても低いです。
しかし、外壁塗装においてむらなく均等に塗装することは、すぐに剥がれてしまったり、ひび割れてしまったりすることを防ぐ上で大事です。
せっかく塗装したのにそのようなことになってしまったら本末転倒ですよね。
そのため、均等に塗る技術を持った外壁塗装業者の選定が非常に重要になるのです。
技術力の高い業者に依頼するべきであることは、無機塗料の外壁塗装工事に限ったことではありません。
無機塗料の塗装工事は高額の費用を必要とします。
そのためそこに使ったお金を失敗して無駄にしないためにも、多少お金をかけてでも信頼できる業者に依頼することが重要です。
以上が無機塗料の注意点でした。
□まとめ
今回は雨や台風の多い沖縄に住んでいる方に向けて、外壁塗装に無機塗料がおすすめであることについてご紹介しました。
無機塗料とはどういったものなのか、また、それを使う上でのメリットや注意点について、理解が深まったのではないでしょうか。
今回の情報をぜひ活用し、効果的な外壁塗装をしてくださいね。
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