2020年12月19日
「外壁も徐々に傷んできているみたい。剥がれがあると良くないことってあるのかな?対策もしていきたい。」
住宅新築時は当然問題ないのですが、十何年と住んでいるうちに様々な部分で不具合のようなものが見受けられるようになりますよね。
そこで今回は、外壁塗装の剥がれから生じる家屋への不具合と、それを避けるためにおすすめの対策に関連した話を紹介します。
□外壁の剥がれが原因となって生じるリスク
外壁が剥がれる原因としては、経年劣化や施工不良といったものが挙げられます。
これらは放置しておくと大きなリスクを伴うことになるのです。
剥がれが起こっているということは外壁の機能自体が低下していることを示します。
本来の役割である防水性を維持することや、衝撃から家屋を守ることができません。
結果として水分が家屋の内部に侵入して建材を腐食させたり、衝撃を受けることによって内部にもひび割れが生じたりしてしまいます。
最終的には家屋の歪みや変形、ひどい場合には倒壊の恐れがあるのです。
そのため、こういった症状は放置しない方が良いでしょう。
□対策としておすすめしたい外壁塗装、塗料ごとの耐用年数について
家屋への被害が拡大すると劣化の速度も大きいです。
また、修繕する範囲が広がると費用もかかってしまいます。
そのため、早いうちに外壁塗装によって防水性や耐久性を高めておくことが大切です。
その塗装においては様々な塗料が利用されています。
どのくらい長持ちするのかを示す耐用年数によって分類されますので、いくつかに分けてご紹介しましょう。
*耐用年数が10年以下
アクリル塗料とウレタン塗料が当てはまります。
アクリル塗料は、費用が最も安いため手軽に塗り替えをできるのが特徴です。
ウレタン塗料はアクリル塗料と比べて耐用年数が若干長く、隙間などによく利用されています。
*耐用年数が10~15年程
該当するのは、ピュアアクリル塗料・シリコン塗料・ラジカル塗料・フッ素塗料・光触媒です。
ピュアアクリル塗料は防水性が高いと評判で、シリコン塗料は汚れにくいだけでなくカビや藻類に対する効果も高いとされています。
ラジカル塗料は汚れをはじく機能を持っていて、今後主力となっていくと考えられるでしょう。
フッ素塗料は大型の建築物などによく利用されている光沢感の高い塗料です。
光触媒塗料は、日光によって汚れを分解し雨水で流すという、自然の力で外壁の美しさを保てる塗料となっています。
*耐用年数が15~20年程
無機塗料と熱を反射する遮熱塗料が当てはまります。
□最後に
今回は、外壁塗装の剥がれから生じる家屋への不具合と、その対策としておすすめの外壁塗装を挙げ、そこで使われる塗料の耐用年数についてご紹介いたしました。
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