2023年10月2日
外壁塗装に関心があり、効果的な外壁メンテナンスフリーの方法を知りたいという方もいらっしゃるかもしれません。
できることなら、手間やコストをかけずに外壁を美しく保ちたいものです。
そこで今回は、メンテナンスフリーとは何かを解説するとともに、外壁を長持ちさせるためのポイントと失敗しない外壁メンテナンスのポイントを解説します。
□メンテナンスフリーとは?
メンテナンスには高額な費用がかかったり、頻繁にメンテナンスをしたりと大変なことが多いです。
ですが、メンテナンスフリーの外壁を用いるとそれらの手間を省けます。
メンテナンスフリーの外壁について具体的に解説します。
メンテナンスフリーの外壁の特徴は耐久性に優れていることです。
戸建て住宅の場合、外壁や屋上を定期的にメンテナンスする必要があり、10年〜15年がメンテナンスの目安となります。
メンテナンスフリーの住宅であれば、従来の修繕時期を延長できます。
ここで注意しなければいけないのが、メンテナンスフリーはメンテナンスする必要がないという意味ではないことです。
メンテナンスフリーの住宅でもメンテナンスが必要です。
それでも、新築の状態から寿命を迎えるまでの間で修繕回数を減らせるため、負担軽減にはなるでしょう。
メンテナンスフリーの外壁素材として多いのが、ガルバリウム鋼板です。
モルタル外壁は高耐久性の塗料や光触媒塗料と組み合わせることでメンテナンスフリーの外壁になります。
□外壁を長持ちさせるためのポイントとは?
外壁を長持ちさせるには、目地の耐候性をあげることが大切です。
目地は地震をはじめとする振動を吸収し、振動によるひび割れを防ぎます。
代表的な目地をご紹介します。
それは、タイル目地です。
タイル目地はタイルそのものをつなぎあわせたものです。
タイルが劣化して剥がれてしまう主な原因は雨水です。
劣化した目地に雨水が侵入し、タイルをつなぎあわせている接着剤まで劣化させることでタイルが剥がれてしまいます。
剥がれを防ぐためには吸水防止剤が必要です。
吸水防止剤とは、雨水の侵入を防ぐ塗料です。
もし、目地の内部に雨水が侵入しても水分を放出する通気性があります。
その結果、目地の寿命を伸ばし、メンテナンスフリーが実現するのです。
□失敗しない外壁メンテナンスのポイント
失敗しない外壁メンテナンスのポイントをいくつかご紹介します。
1つ目は、掃除をすることです。
掃除をすることで、外壁の劣化の進行を抑えられます。
塗装には、防水性や防カビ性をはじめ多くの機能がそなわっています。
ですが、時間の経過とともに外壁の汚れが原因でそれらの機能は少しずつ失われていきます。
外壁の汚れを少しでも食い止めるために掃除が必要なのです。
外壁汚れは自分でも掃除できます。
ただし、やり方によっては外壁を傷つけるおそれがあるため、注意が必要です。
外壁を傷つけないように、柔らかいモップやブラシを使いましょう。
家庭用の高圧洗浄機も手に取りやすい価格で販売されているので、購入してみても良いかもしれません。
2つ目は、定期的な塗り替えをすることです。
劣化症状が少しだけだからといって放置してしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、劣化症状を放置してしまうと外壁材が使い物にならなくなり、住宅全体の劣化にまで発展してしまうかもしれません。
0.3ミリ以上のひび割れ、色褪せ、チョーキング、塗膜の剥がれ、錆の発生をはじめとする状態は劣化がかなり進んでいる証拠です。
時間がなくて、なかなか定期的に確認することが難しい方もいらっしゃると思います。
ただ、大切な住宅はできれば長く住み続けたいものです。
そのためにも、定期的にこれらの状態が家の外壁にみられないかを確認するようにしましょう。
3つ目は劣化が進んでいる場合は、重ね塗りや張替を検討することです。
雨水が外壁材の中まで浸透している場合や、外壁に反りや割れが見られた場合は重ね塗りや張替を行うと良いでしょう。
塗装をするときは、耐久年数が長い塗料を選ぶことをおすすめします。
耐久年数が長い塗料を選べば劣化が生じにくいです。
その結果、メンテナンスの費用を抑えられるのです。
外壁メンテナンスの際はこれらのことを意識してみてください。
□まとめ
今回は、メンテナンスフリーとは何かを解説するとともに、外壁を長持ちさせるためのポイントと失敗しない外壁メンテナンスのポイントを解説しました。
メンテナンスフリーの外壁を用いることで従来の修繕時期を延長できます。
しかし、メンテナンスが不要というわけではありません。
定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。
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