大雨による雨漏り修理は火災保険が適用される?条件や注意点についてご紹介します!

2022年11月18日

雨漏りでお悩みの方、火災保険が雨漏りで適用されることを知っていますか。
知っていてもその適用条件まで理解している方は少ないでしょう。
今回は大雨による雨漏り修理に火災保険が適用される条件や注意点についてご紹介します。

□火災保険が雨漏りで適用される条件、大雨でも大丈夫?

火災保険は火災に関しての保険という印象を持っている方が多いと思いますが、雨漏り修理にも適用できます。

しかし、どんな場合でも、火災保険を雨漏り修理に適用できるわけではなく、適用されるための条件があります。

ここではその適用条件について紹介していきます。

1つ目の条件は、自然災害の影響による雨漏りであることです。
火災保険が雨漏りに適用できる条件として、その原因が自然災害によるものでなければなりません。
つまり、建物の経年劣化や人的な要因による雨漏りの発生は火災保険が適用されません。

自然災害に関して例をあげると、風災、雪災、雹(ひょう)災があります。
風災は台風、竜巻、強風などのことです。
雪災は大雪、雪崩などのことです。
雹災はひょうによる被害のことです。

これらの自然災害の結果発生した雨漏りの場合は、火災保険が適用される場合があります。
注意点は雨や雪の災害の結果雨漏りが発生しても、もともと経年劣化によるひび割れがあった場合は、自然災害によるものではなく、経年劣化とみなされてしまう可能性もあることです。

また、加入している火災保険の種類にもよって条件が変わってくるため、自身が加入している保険証券を確認したり、その保険会社に連絡して確認してみましょう。

2つ目の条件は、雨漏りの被害を受けてから3年以内に申請を行う必要がある点です。
これは保険法により定められていることで、雨漏りが発生してから3年以内に申請を行わないと、時効を迎えてしまいます。
そのため、被害を受けた場合はできるだけ早く申請しましょう。

3つ目の条件は、保険の種類によっては保険料が受け取れない場合があることです。
免責方式という、前もって自己負担する金額を決めておくタイプの保険の場合、その自己負担額より損害額のほうが小さい場合は保険料が発生しません。
免責方式の場合は個人で決めているため、人によって保険内容が異なります。

他の人が受け取れているから大丈夫と考えず、保険の内容について理解しておくことが大切でしょう。

□火災保険金請求までの流れ

では、実際に雨漏りの被害を受けた場合、どうすればいいのでしょうか。
ここでは雨漏りの被害の発生から火災保険金請求までどのような流れをたどるのかについて説明していきます。

まず、最初に保険会社に連絡します。
先ほど説明したように被害を受けてから時間がたっていると適用されないことがあるため、できるだけ早く、自然災害による雨
漏りが生じたことを連絡しましょう。

その際に、なんの自然災害によって雨漏りが発生したのか、その雨漏りが発生した日はいつなのかというような具体的な被害状況を伝える必要があります。
そのため、被害が起きた場合はその状況をメモに取っておくと良いでしょう。

また、この時に保険金の請求についての疑問点について聞いておくようにしましょう。

次に、書類を確認して申請を行います。
火災保険によって、自然災害による雨漏りの被害が保証される可能性があるときは、保険会社から請求に必要となる書類が送られてきます。

ここでその書類の内容を確認し必要な書類やものを準備して保険会社におくります。

しかし、この時点ではまだ火災保険の保険料がもらえるのかどうかは決定していないことに注意してください。

書類を提出したあと、保険会社のほうから損害保険鑑定人が被害状況を調査することがあります。
事前に送った資料と調査内容から保険会社が判断して、保険金請求に関しての可否を決定します。
ここで保険請求が受け入れられれば、保険金を得られます。

また、雨漏りの修理会社への正式な修理要請は、ここまでの流れの後に行います。
保険会社から修理業者が紹介されるとは限りません。
そのため、自分で探さなければならないこともあります。
当社は屋上の遮熱防水工事も行っていますのでぜひご相談ください。

□火災保険を使うときの注意点

1つ目の注意点は、依頼者本人が申請することです。
修理業者の中には代わりに申請をする業者もありますが、依頼者以外は申請できません。
代理申請は行わずに必ず自身で申請しましょう。

2つ目は、保険金がすぐには支払われないことです。
申請書の提出から本献金が実際に手に届くまで、数週間〜1か月ほどかかるでしょう。

□まとめ

今回は大雨による雨漏り修理に火災保険が適用される条件や注意点についてご紹介しました。
保険が適用されるかどうかの条件は細かいのです。
雨漏りの修理で火災保険が適用されるかどうかお悩みになった場合はぜひ参考にしてください。
雨漏りについてご不明点がございましたらお気軽に当社までご連絡ください。

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