屋根塗装を依頼する際にもらえる補助金の種類とその条件

2020年12月13日

屋根は家を雨や熱い太陽光から守ってくれる大事な部分です。

その屋根の塗装が剥がれてしまうと、やがて厳しい気候によって劣化していき、雨漏りなどで建物全体に影響が出てきます。

ですから、家を長持ちさせたいのであれば、屋根塗装は必要なことなのです。

しかし、そうはいっても、屋根塗装で最も気になる点は費用ではないでしょうか

そこで今回は、屋根塗装の補助金に関してご説明します。

□屋根塗装にかかる費用

まずは費用について説明します。

屋根塗装を業者に任せた場合にかかる費用は、平均的な一戸建てで40万円から60万円くらいです。

これは作業をするための足場代も含めての費用で、かなりの負担だと思われる方も多いでしょう。

□屋根塗装で活用したい補助金

お金に余裕がないと屋根塗装の工事を依頼するのは躊躇してしまうかもしれません。

そこで活用しておきたいのが補助金です。

補助金とは、住んでいる地域の自治体から工事の費用を一部貰えるという制度です。

そこで、補助金とはどんな制度なのか、いくらもらえるのかと思われる方も多いではないでしょうか。

ですが、国の制度は全国共通だとしても、自治体が出す補助金はその地域で内容が変わってくるので、個別に問い合わせておかなければいけません。

例えば、東京都杉並区では、「杉並区低炭素化推進機器等導入助成」という制度を行っています。

これは環境を考えて既存住宅を省エネ性能の高いエコ住宅にすると、助成金(補助金)がもらえる制度です。

例えば、太陽光発電や断熱ガラスなどを取り付ける工事をすると、限度額はありますが補助金がもらえます。

屋根塗装では、高日射反射率塗装にすると塗った面積(平方メートル)につき1000円、限度額が15万円までもらえるのです。

高日射反射率塗装では、遮熱塗装が使われます。

塗ると太陽光を普通の塗料よりも多く反射して、屋根の温度上昇を抑えてくれます。

屋根から熱が建物の内部に伝わりにくいので、暑い夏場で室温は上昇せず、エアコンで消費する電気が少なくなります。

他の自治体でも金額の差はありますが、補助金を設けているところでは、この遮熱塗料を使って省エネ性能を高めることが条件になっていることが多いです。

□屋根塗装の補助金を利用する際の注意点

ただし、補助金制度はいつでも誰でも利用できるというものではありません。

自治体にも予算があるためです。

ですから、条件を満たした屋根塗装をするのはもちろんのこと、制度の予算がなくなる前に申請をしておかなければいけません。

補助金制度は、1年毎に申請受付をしています。

早いもの勝ちですから、年度末になると締め切られている可能性が高くなります。

住宅を建てるタイミングを鑑みて、補助金の制度を申し込みましょう。

□最後に

今回は、屋根塗装における補助金を受ける条件やその注意点についてご説明しました。

工事を依頼するタイミングは、制度を利用できるかどうかという点が重要なので、業者とよく相談しておくと良いでしょう。

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