横殴りの雨の時だけ雨漏りが発生する!雨漏りの原因箇所や対策について解説します!

2022年12月9日

普段は発生しないのに横殴りの雨の時だけ雨漏りが発生することでお悩みの方はいらっしゃいませんか。
何が原因なのかを発見するために、今回は横殴りの雨の時だけ雨漏りが発生する原因箇所や対策について解説します。

□横殴りの雨による雨漏りの原因箇所

普通の雨の場合は雨漏りしないのに、横殴りの雨の場合は雨漏りが起きるというご家庭もあるでしょう。
ここではその雨漏りの原因について紹介します。
雨漏りを引き起こす要因は、経年劣化が主な要因となっています。

例えば、屋上や外壁などが長い間、雨や風などの自然の影響を受けて、破損や劣化をしているためです。
横殴りの雨のときのみ雨漏りがするということは、これらの経年劣化が起こり始めているサインの可能性があります。

早めに経年劣化の箇所を見つけ修繕をすることで、悪化する前に対処しましょう。
具体的に雨漏りの原因が何かを見ていきましょう。

1つ目の原因は、屋上の劣化です。
長い間受けた雨や風の影響で、屋上が破損し、ひび割れから雨漏りが起こることがあります。

また、経年劣化以外でも、もともと屋上の材がずれていたり、隙間が空いていたことによって雨漏りが起こることもあります。
その場合は、特に早めに修繕を頼むようにしましょう。

2つ目の原因は、窓やサッシの隙間が生まれることです。
経年劣化によりその隙間から水が浸入してしまうことがあります。
なかでも、10年以上修繕をしていない住宅ではこの現象がよく見られます。

サッシも経年劣化によってひび割れを起こすことがあります。
その割れ目から水が浸入することがあるので注意しましょう。

3つ目の原因は、外壁のひび割れです。
上記で説明した二つの原因と異なり、範囲が広いため見つけにくいという難点があります。
ひび割れは放置すると特に悪化しやすいため、見つけるのが困難な場合は業者に頼むのも有効な手段でしょう。

4つ目の原因は、雨どいが詰まることです。
雨どいとは屋上から落ちてくる雨水を集めて、地上や下水にその水を流す装置です。
長い間使っていると、ゴミなどがパイプにつまり、水を流せなくなり、雨漏りが起きることがあります。
また、強風でも雨どいが風でゆがんだ結果、雨漏りすることがあるので注意しましょう。

□雨漏りを放置すると?

横殴りの雨の場合しか雨漏りをしないため、そのまま放置する方もいらっしゃるでしょう。

しかし、このまま放置してしまうと普通の雨でも雨漏りをしてしまう家になってしまう恐れがあります。

また、雨漏りの頻度が高まるだけでなく、家の中や建物自体、人体にも悪影響を与えることがあります。
ここでは雨漏りを放置した場合どんな影響があるかについて説明します。

1つ目の影響は、フローリングや家具などが傷むことです。
雨漏りによって、家の中に水が入ってしまうため家具やフローリングは傷んでしまいます。
特に木製の物は水に弱いため、腐る原因となります。
雨漏りしている場合は応急処置として、その場から家具を避難させるのが良いでしょう。

2つ目の影響は、シロアリの大量発生です。
雨漏りによって水が入ると湿気が多くなります。
その結果、湿気の多い木材を好むシロアリが発生する可能性が高くなります。
シロアリが大量発生してしまうと、建物の木材が食べられ、耐久性が低下します。

その結果、住宅自体の寿命が縮んでしまうでしょう。
さらに、シロアリの駆除費用もかかります。
余計な出費を増やさないためにも早めに雨漏りを直すようにしましょう。

3つ目の影響は、住宅の不動産としての価値が下がることです。
雨漏りによってシロアリが発生し住宅の耐久性が低下したり、その湿気によって木材が腐ってしまったりすることがあります。
鉄骨や鉄筋コンクリートの住宅でも、雨漏りによってさびが生じ、その耐久性に影響が出ます。
このように雨漏りは住居の安全性を低下させるため、不動産の価値を大きく下げる可能性があるでしょう。

□今後雨漏りをしないためにできること

ここまで雨漏りの原因と、放置した場合の影響をお伝えしました。
雨漏りが起こってしまうと、修繕する必要があるため、できるだけ雨漏りが始まる前に、対処したいものです。
ここでは今後雨漏りが起こらないようにできることについて説明します。

1つ目は、屋上の定期点検を行うことです。
屋上は普段見づらい場所です。
そのため、3〜5年に一度は点検するようにしましょう。

2つ目は、台風といった大きな自然災害の後は点検をしてもらうことです。
大型の台風、強風などがあった場合は念のため点検をするとさらに安心できるでしょう。

3つ目は、屋上や外壁を塗装修繕することです。
適切なタイミングで屋上や外壁を塗装するようにしましょう。
塗装は水をはじく効果もあります。
塗装がはがれてきたら塗装修繕をしましょう。

□まとめ

今回は、横殴りの雨の時だけ雨漏りが発生する原因箇所や対策について解説しました。
雨漏りを放置しておくと様々な被害が出るため、早期に対応するように心掛けましょう。
雨漏りについてご不明点がございましたらお気軽に当社までご連絡ください。

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