水切りが雨漏りしてしまった方へ!対処方法についてご紹介します!

2022年6月8日

突然の雨漏りに困った経験がある方は多いでしょう。
自分の力で直そうとしても、屋上の上は危険が付きまとうので、なかなか難しいですよね。
今回はそんな方に向けて、水切りが雨漏りしてしまった際の対処法について解説いたします。

□水切りの雨漏りについて解説します!

本来、住居は皆さまを、雨風から守るのが役目です。
また、平成12年には「住宅の品質確保の促進等に関する法律」という法律が施行され、住居が雨漏りした際の保証が認められています。
それだけ雨漏りが家や財産に与える損害は大きいのです。

それだけ起きないように警戒されている雨漏りですが、一体どこで、なにが原因となって起こっているのでしょう。
その原因の1つに、水切りの劣化が挙げられます。
水切りが劣化することによって、水切り板金の入隅部から雨水が侵入する場合があります。
水切りの劣化による雨漏りを発見した際には、応急措置としてコーキング剤を塗るのがおすすめです。

しかし、水切りの雨漏りはなかなか気づきにくい箇所であるため発見が遅くなる場合があります。
水切り周辺で少しでも異変を感じたら、まずは専門業者に調査を依頼してみるのも良いでしょう。

□水切りについて解説します!

水切りとは屋上を補助するための板金のことです。
屋上に降ってくる雨水の侵入を防ぐ効果があります。
一概に水切りと言っても様々な種類があるので、そちらを詳しくご紹介します。

*谷板金

屋上の上には、雨水の排水のために、屋上と屋上の間に作られたくぼみがあります。
このくぼみは、谷と呼ばれ、そこに取り付ける水切りのことは谷板金と呼ばれます。
谷は、雨水や雪を流すために、劣化がほかの箇所と比べ早く、雨漏りしやすいのが特徴です。
また、屋上の上にあるため、普段の生活では意識しないと見えづらい箇所になっているのも雨漏りを招く要因の1つでしょう。

*けらば捨て水切り

屋根の端部のことをけらばと言います。
この部分に取り付ける水切りのことをけらば捨て水切りと呼びます。
瓦と瓦の間に水が入り込むのを避けるために取り付けます。

*壁止まり板金

屋根と壁とがくっついている部分の水切りはこのように呼びます。
これは屋根からの水が浸入することを防ぐのに役立ちます。

*雨押え水切り板金

屋根と比べた際、より高い位置にある、壁との間の水切りをこのように呼びます。

*軒先水切り

屋根の軒先部に付いている板金はこのように呼びます。
強い風や雨などで、瓦下のルーフィング上を流れた雨水を雨どいへ伝えるために軒先部に設置するものです。

□外壁からの雨漏りについて解説します

ここまでは、雨漏りが多い箇所である、屋上が原因となっているパターンについて解説しました。
しかし直接雨が当たる屋上以外からも、雨漏りがすることがあるのでその場合についても解説いたします。
それは外壁から雨漏りをしてしまっているというパターンです。
外壁からの雨の侵入場所はいくつか存在します。

1つ目は、窓サッシからの侵入です。
サッシは本来シーリング剤と呼ばれるもので、周りを充填しています。
これは気密性や防水性に優れているのですが劣化することによって、サッシを固定していたはずの釘も緩んできてしまいます。
この緩んだ隙間から水が侵入します。

2つ目は、外壁の損傷による雨水の侵入です。
経年劣化や自然災害などによって外壁にひび割れなどが生じる場合がありますよね。
少しの外壁の損傷でも、隙間から雨水は浸入するため注意が必要です。

3つ目は、ベランダやバルコニーに設置されている防水層の劣化による雨水の侵入です。
排水不良やひび割れ、表面の裂けなどの防水層の劣化は、外壁への雨漏りを引き起こす可能性があります。

4つ目は、笠木の劣化による外壁への侵入です。
雨漏りを引き起こす原因の1つに笠木の劣化が挙げられます。
ベランダやバルコニーの上端に設置されていることが多い笠木は、年数が経つにつれて変形や浮き、錆による穴あきが生じる場合があります。

外壁からの雨漏りは、屋上からの雨漏りに比べ、被害に気づきにくいことが殆どです。
その一番の理由に、雨染みなどの痕跡が部屋の内部に出てこないということが挙げられます。
いざ、部屋の壁に染みが出来てしまった時には、雨漏りがかなり進行し、外壁の内部が腐食していることも多々あります。
このような場合、無駄な補修工事も避けたいので、信頼の置ける専門家にいち早く相談することがおススメです。

□まとめ

今回は水切りが雨漏りしてしまった方に向けて、雨漏りについてとその対処法について解説しました。
弊社で雨漏りを修理する際、責任を持って施行しているので、その後のアフターフォローも充実しております。
雨漏りの症状や見積もりなどで疑問がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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