汚れが目立たない外壁の色は?キレイに保つ方法についても解説します!

2023年4月7日

外壁の色を考える時に、「汚れが目立たず、いつまでもきれいに保てる色を選びたい」と思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、外壁汚れの原因や汚れが目立ちにくい外壁の色、外壁を汚れにくくするための予防法について解説します。

メンテナンスは極力避けたい、何年経っても綺麗な外壁を維持したいという方は、ぜひご一読ください。

□外壁汚れの原因とは?

そもそも、外壁はなぜ汚れてしまうのでしょうか。

以下では、外壁が汚れてしまう原因について解説します。

1つ目の原因は、大気汚染による汚れです。

何気なく過ごしていても、実は空気にはさまざまな汚染物質が含まれています。

これらには、車の排気ガスや地面からの砂が含まれ、そのような汚れが外壁の凹凸部分に溜まっていきます。

大気汚染による汚れを目立たせないためには、汚れが目立ちにくい色を選ぶかセルフクリーニング機能を持つ塗料を選びましょう。

2つ目の原因は、湿気による汚れやカビ・コケの発生です。

カビ・コケも壁を汚す可能性があり、湿気の多いところはカビ・コケが発生しやすく、日が当たらない北側の外壁もチェックしましょう。

3つ目の原因は、サッシ周りの汚れです。

窓枠付近の外壁が汚れているのを見たことがあるという方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

実は外壁塗装のシリコンに含まれる可塑剤や、サッシ周りのシーリング材に使われている可塑剤の油分が溶け出して、外壁を汚してしまうのです。

近年では、可塑剤の少ない変性シリコンやノンブリードタイプのシーリング材などの製品が導入されており、これらのものを使えば、外壁も汚れにくくなるでしょう。

4つ目の原因は、排気口周りの汚れです。

排気口・換気扇の吹き出し口から油汚れが垂れているのを見たことがあるという方も多いでしょう。

油汚れは特に頑固なため、繰り返し、清掃をしないと取れにくくなってしまうため注意しましょう。

□汚れが目立たない外壁の色とは?

外壁塗装では施工後の汚れが気になるため、あえて汚れが目立たない色を希望される方が多くいらっしゃいます。

以下では、汚れが目立たない外壁の色について解説します。

*グレー

グレーが持つイメージといえば、以下が挙げられます。

・無機質

・スタイリッシュ

・落ち着き

・クール

・スマート

グレーは汚れが目立たない万能カラーです。

煙・黄砂が気になる環境でも、グレーなら汚れが目立ちにくくなります。

ただし、ダークグレーはシーリングの補修跡が目立ってしまうので、ライトグレーがおすすめです。

*アイボリー(象牙色)

柔らかさ、気品、落ち着き、高級素材といったイメージを持つアイボリーは、グレーと同じく煙・黄砂による汚れが目立ちません。

ベージュに近い色味ですが、アイボリーは白に近く、黒土が舞い上がる畑に適した色と言えます。

また、和風住宅や和モダン住宅にもおすすめのカラーです。

*ベージュ

ベージュは外壁塗装の色として人気があり、汚れが目立たないことも理由として挙げられます。

汚れが目立ちにくいだけでなく、ツートンカラーとの相性も抜群です。

*ブラウン

ブラウンも汚れが目立たない色ですが、グレーやアイボリー、ベージュとは違った特徴があります。

ブラウンは赤土の汚れが目立ちにくい色で、赤土が舞い上がる場所(海風が気になる環境)で重宝する色です。

仕上がりイメージとしては重厚感のある建物になります。

*グリーン

グリーンの持つイメージとしては、以下が挙げられます。

・木

・森

・リラックス

・安心感

・健康

グリーンは、藻・コケの汚れが目立ちにくい色といえます。

特に、湿度の高い環境にある建物におすすめです。

原色に近いグリーンは、色落ちしやすいためライトグリーンがおすすめです。

□外壁を汚れにくくするための予防法とは?

最後に、外壁を汚れにくくするための予防法についてご紹介します。

1つ目は、汚れがつきにくい外壁の種類を選ぶことです。

汚れにくい外壁は、「表面が滑らかで凹凸が少ない」のが特徴です。

外壁の種類には、塗装壁、タイル、ALCなどがあります。

2つ目は、汚れがつきにくい塗料の種類を選ぶことです。

汚れがつきにくい塗料としては、以下の3つがあります。

・フッ素塗料

・無機塗料

・シリコン塗料

これらの塗料は親水効果があり、汚れがつきにくいので、外壁をきれいな状態で長く保てるためおすすめです。

また、定期的なメンテナンスを行うことも心がけましょう。

□まとめ

外壁に汚れがつく原因についてご紹介しましたが、汚れが目立ちにくいことを重視するのであれば、外壁の色はグレー、アイボリー、ベージュ、ブラウン、グリーンがおすすめです。

一方で、「どんなに汚くても好きな色の外壁にしたい」という方ももちろんいらっしゃるでしょう。

このような場合、外壁の種類・塗料を工夫し、定期的なメンテナンスを行うと良いでしょう。

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