沖縄で外壁塗装をお考えの方へ!水性塗料と油性塗料の違いとは?

2021年4月30日

沖縄で外壁塗装をお考えの方で、塗料についてお悩みの方はいませんか。
水性にも油性にも利点や欠点があるため、適した塗料を選択する必要があります。
そこで今回は、油性と水性の塗料の違いについて、それぞれの特徴をご紹介します。

□水性塗料の特徴をご紹介!

納得いく工事をするためには塗料の種類を知っておくこと必要でしょう。
ここでは、水性塗料の特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

環境に良い材料の開発が進んだことにより使用されるようになったのが「水性塗料」です。
これはシンナーを使用せず、水を使用して薄めるため、溶剤系塗料と比較して大幅なVOC削減効果があります。
これらのような特徴から、水性の場合は「異臭は全くない」、「人体に悪影響はない」と宣伝される場合もありますが、実際は水性のものでも全くの無害というわけではありません。
では、どのようなメリットがあるのでしょうか。

1つ目は、シンナーなどの溶剤を使用されていないため、臭いが抑えられている点です。
ペンキ特有の不快に感じる臭いは多少ありますが、主成分が水であるため、身体に有害である成分の臭いではありません。

2つ目は、油性と遜色ない塗料も多くある点です。
近年の研究により、外壁でも頑丈な塗膜を作れる水性塗料も多くなってきているでしょう。

3つ目は、保管が容易で手間がかからない点です。
主成分が水であるため、材料の保管に関して特に心配する必要はないでしょう。

4つ目は、溶剤中毒にならない点です。
シンナーなどの溶剤を含んでいないため、臭いを吸うことで体調不良を起こすケースは少ないでしょう。

5つ目は、1液性のものが多い点です。
水性のものは有機溶剤を配合していないため、扱いやすく施工性にも優れている塗料と言えるでしょう。

6つ目は、比較的安価である点です。
シンナーなどが含まれていないため、塗料そのものが比較的安価で、採用しやすい塗料でしょう。
水性塗料のデメリットとしては、以下のようなことなどが挙げられます。
・油性のものよりも塗膜が長持ちしない
・塗装したくてもどうしてもできないという部分が多い
・艶が落ちるのが早い
・低温で塗れない
・雨や雪が降ると塗布した塗料が流れてしまう場合がある
水性のものは有機溶剤が入っていないため、油性と比較してみると若干の耐用年数の差が出ます。
特に水性のものでは含まれる成分にグレードがあるため、価格重視の安い水性塗料を使用すると長持ちしづらいでしょう。

□油性塗料の特徴をご紹介!

種類によって大きく特性が違うことをご存知でしょうか。
ここからは、油性塗料の特徴をご紹介します。
水は健康被害などがない無害な液体と言えますが、油性塗料に使用するシンナーなどの有機溶剤は、身の回りの物質だけでなく人体にとっても非常に危険な有害物質でしょう。
そのため、有機溶剤を使う現場では労働災害が起きないように、「有機溶剤作業責任者」の資格を持つ人物を現場に必ずおき、取り扱い後は作業員の健康診断を行うように厚生労働省が定めています。

続いては、油性塗料のメリット・デメリットを見ていきましょう。

1つ目のメリットは、耐久性に富んでいる点です。
シンナーなどの有機溶剤が含まれているため、とても強く強靭な塗膜を作れるでしょう。

2つ目は、耐摩耗性に富んでいる点です。
外壁などに多少の摩擦があっても、劣化しにくい塗膜にできるでしょう。

3つ目は、雨や雪などの水分に強い点です。
塗膜が劣化しにくいため、雨水にも負けない塗膜にできます。
屋上や外壁等、自然環境に晒されやすい部分に最適でしょう。

4つ目は、ツヤ持ちが良い点です。
有機溶剤を含んでいるため、独特で綺麗な光沢が出やすい塗料です。
また、水性のものに比べてツヤの対候性にも富んでいるため、長い間綺麗なツヤを持続できるでしょう。

5つ目は、乾燥が早い点です。
水性の場合は水分の蒸発によって塗膜が硬貨しますが、油性の場合は水性塗料よりも水分が少なく油分が揮発することで乾燥します。
そのため、水性より乾燥させ硬貨させられ、工期の短縮に繋げられてスムーズに工事を進められるでしょう。
デメリットには、「臭いや健康、環境への配慮が必要」、「扱いや保管に注意が必要」、「その日に使い切る必要がある」、「完全なツヤ消しができない」などがあります。
シンナーなどの有機溶剤にはVOCが含まれており、吸い込むと人体に悪影響を与えたり、大気汚染に繋がったりするため、国でもVOC削減を推進しています。
また、シンナーは引火性が高い性質があるため、扱いを誤ると火事などの危険があるため注意しましょう。

□まとめ

今回は、油性と水性の塗料の違いについて、それぞれの特徴をご紹介しました。
塗料選びは、外壁塗装の成否を分けるとても重要な作業です。
油性と水性には違いがあるため、しっかりと打ち合わせを行い、家の状況に合った塗料を選びましょう。
外壁塗装をお考えの方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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