沖縄で屋上遮熱防水工事をお考えの方必見!耐用年数を解説!

2021年4月21日

「屋上遮熱防水の耐用年数ってどれぐらいだろうか」
屋上遮熱防水を使用している方で、このように疑問に思う方は多いでしょう。
そこで今回は、沖縄の専門家が屋上遮熱防水の耐用年数を解説していきます。

□屋上遮熱防水の種類別耐用年数

屋上遮熱防水といっても、いくつかの種類があることをご存知でしょうか。
耐用年数はそれぞれの種類によって異なります。
その中で今回は、よく屋上遮熱防水で用いられるウレタン防水・シート防水・アスファルト防水の3つについて紹介します。

それぞれ耐用年数は、ウレタン防水が8年から10年、シート防水が10年から15年、アスファルト防水が15年から20年となります。
これらの数字は、環境によって変化するため、だいたいこの程度であると捉えてください。
また種類によってメリット・デメリット、おすすめの施工場所も異なります。
それぞれの特徴についても見ていきましょう。

ウレタン防水は、防水材を塗っていく塗膜防水と言われるものです。
塗っていく作業なので、複雑な形でも施工が可能であることが特徴です。
屋上の場合は、雨が直接当たり、完全に床面を乾燥させることが難しいため、「通気(つうき)緩衝(かんしょう)工法」という通気性の良い工法で行います。

このメリットとしては、どんな下地でも対応可能できることや、形状が複雑なベランダにも対応可能なこと、短期間で安価に施工ができること、雨漏りした屋上にも施工できることなどが挙げられるでしょう。
しかし、塗っていく作業なので職人によって仕上がりに差が出ることや、トップコートの塗り直しが定期的に必要なことにはご注意ください。
そして、ウレタン防水は屋上遮熱防水工事で最も多く選ばれている防水工事です。

続いて、シート防水について見ていきましょう。
シート防水は、工場で生産された防水シートを切って貼っていく防水です。
シート自体が工場で生産されたものなので、均一な防水層が施工可能です。
耐久性や強度が高く、施工後に太陽光発電やプランターを置きたい方におすすめでしょう。

シート防水のメリットとしては、紫外線に強い、耐候性が強いので衝撃や歩行にも耐えられる、トップコートがいらない場合が多いなどがあります。
逆にデメリットとしては、凹凸のある床面には施工できない、寿命が来るとひび割れが起きるなどが挙げられます。
そのため、障害物がない屋上や、太陽光発電などを設置する前の屋上などが、特におすすめの施工環境です。

続いて、アスファルト防水について見ていきましょう。
アスファルト防水は、液状のアスファルトとシート状のアスファルトを重ねて、厚い防水層をつくっていく防水です。
工法は主に3つで、昔ながらの「熱工法」と、最近主流になってきた「常温工法」「トーチ工法」があります。
「常温工法」と「トーチ工法」で行うと、熱やにおいの発生を抑える効果が期待できます。

続いて、アスファルト防水のメリットを見ていきましょう。
メリットは、耐用年数が長いことや防水膜が厚いこと、古くからの防水の種類なので信頼性が高いことなどがあります。
耐用年数については、先ほども説明しましたが、15年から20年と大変長期間持ちます。
頻繁にメンテナンスをするのが面倒だと感じる方には、最適の屋上遮熱防水だと言えるでしょう。

その一方で、施工に手間がかかる、工法によってはにおいが発生するので近隣への配慮が必要といったデメリットもあります。
また、おすすめの施工環境は障害物の少ない屋上で、木造建築には不向きだと言われています。
新しく屋上遮熱防水をする場合がある方は、それぞれの特徴を理解していただき、自分に合った屋上遮熱防水にすることをおすすめします。

□メンテナンスが必要な症状とは

メンテナンスが必要な劣化症状をご紹介します。
劣化を放っておくと最終的に雨漏りしてしまって、修繕に手間やコストがかかってしまいます。
そうならないためにも耐用年数が過ぎる前に点検して、劣化が見られたら早めにメンテナンスを行ないましょう。

まずは、ひび割れです。
防水にひび割れが発生している場合は、劣化しています。
ひび割れを放っておくと劣化が進んで雨が侵入してしまいますので、早めにメンテナンスを行ないましょう。

続いて膨れ・剥がれです。
防水の表面が膨れてきたり剥がれてきたりする場合も、早めのメンテナンスが必要になります。
放っておくとさらに劣化が進んで水が侵入してしまいます。
雨漏りする前にメンテナンスを行ないましょう

最後に雨漏りです。
防水が原因で雨漏りが発生している場合は、すぐにメンテナンスを行ないましょう。
雨漏りが発生したまま放っておくと、雨漏りがひどくなるのはもちろん、建物内部まで腐ってしまいます。
内部の劣化が進むと屋上防水だけでは済まなくなり、内部の修繕が必要になるので費用が余分にかかってしまう場合があります。
少しの雨漏りでも、放っておかずにメンテナンスを行ないましょう。

□まとめ

今回は、沖縄の専門家が屋上遮熱防水の耐用年数について解説しました。
屋上遮熱防水とひとくくりに言っても耐用年数や特徴はさまざまですね。
屋上遮熱防水をお考えの方は、こちらの記事を参考にしていただき施工を行ってください。

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