沖縄で雨漏り工事を検討中の方へ!RC造について解説します!

2021年7月2日

「最近雨漏りが気になるから、雨漏り工事を頼もうかどうか迷っている。」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか。
その場合、RC造の住宅を採用しているかもしれません。
しかし、RC造を知らない方がほとんどですよね。
そこで今回は、沖縄で雨漏り工事を検討中の方へ、RC造について解説します。

□RC造とは

RC造とは、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固め、柱や壁などを構成することを指します。
引っ張る力に強いが熱に弱い鉄筋と、熱に強いが引っ張る力に弱いコンクリートを組み合わせることによって、お互いの短所を補いメリットを生み出しています。

また、RC造住宅には主にメリットが5つあります。

1つ目は、地震に強いことです。
鉄筋の引っ張る力への抵抗力と、コンクリートの圧縮力への抵抗力が、強い耐震性を生み出しています。

2つ目は、遮音性があることです。
コンクリートを流し込んでおり隙間ができにくいRC造の住宅は、木造住宅よりも音が通過しにくく遮音性が高いです。

3つ目は、耐火性があることです。
コンクリートは不燃材です。
そのため、万が一火事に見舞われた場合でも骨格が残るので、リフォームのみで修繕できることが多いです。

4つ目は、メンテナンスがしやすいことです。
経年劣化やひび割れなどを、補修剤などを注入することで直せるでしょう。

5つ目は、デザインの自由度が高いことです。
RC壁式構造の場合、柱などが空間を遮らないので、部屋の間仕切りを自由に設置できます。
外見も規制をクリアすれば、丸みのある壁面など自由度の高い建物をつくられるでしょう。

□RC造で雨漏りが発生する理由とは

沖縄の強い日照りと台風に耐えるため、沖縄ではRC造が主流となっていますが、それでも雨漏りは発生することがあります。
雨漏りが発生する主な理由は、コンクリートに発生したひび割れと、シーリング材の劣化です。

ひび割れは地震や日中の温度差などによって発生し、ここから雨水が浸入して雨漏りが発生します。
シーリング材の劣化は主に経年劣化によって起こり、切れ目や入ったり割れたりすることによって雨水が浸入し、雨漏りが発生します。

また、この2つの理由から主に以下の3つのような雨漏りの被害例が発生する場合があります。

1つ目は、天井からの漏水です。
雨漏りの被害として最も多いのが、この天井からの漏水です。
原因は、先ほど解説した2つがほとんどで、この症状が進むと、コンクリート内部の鉄筋が腐食し天井材が剥離することもあります。

2つ目は、室内の窓まわりの壁のシミです。
こちらも原因は天井の場合と同じです。
この場合は、下地材にも被害が拡大しており、大掛かりな補修が必要になる場合があるでしょう。

3つ目は、少し例外ですが、雨が降っていないのに雨漏りするケースです。
こちらは主に給水管や排水管に問題があることが多く、床板を剥がすと床下が浸水しており、アパートや二階建ての家の場合、階下に漏水被害をもたらすことがあります。

□RC造で雨漏りが発生した場合の対処方法とは

ここでは、RC造で雨漏りが発生した場合の対処方法を3つご紹介します。

1つ目は、ひび割れに対する対処方法です。
こちらには浅く割れているヘアークラックと深く割れている構造クラックがあります。
どちらの場合も、修繕を素人の方が行うことは非常に難しいです。
特に構造クラックは、雨水の浸入によって鉄筋のさびを引き起こしている可能性もあるので、業者の調査と補修が必ず必要となるでしょう。

2つ目は、コーキングが割れた場合の対処方法です。
コーキングが割れてしまった場合は打ち直しを行い、修繕することが基本です。
既存のものをきれいに剥がして、マスキングテープで養生し、プライマーを塗布して新たなコーキングを打ち、最後にヘラで整えます。

DIYでも行えますが、DIYコーイングは耐久性が低く、内部の損傷につながる可能性もあります。
そのため、ご自身で処置した場合でもわれわれ業者に一度見てもらいましょう。

3つ目は、屋上やベランダ床の防水層が損傷している場合の対処方法です。
損傷が小さい場合は、補修用の防水テープで簡単に応急処置できますが、広範囲に渡る場合はわれわれ業者に頼むのが賢明です。
特に、屋上は雨風や紫外線の影響によって劣化しやすいので、早めのメンテナンスを心掛けましょう。

RC造で雨漏りが発生した場合には、以上の3つの対処法を参考にしてみましょう。
しかし、中にはご自身でできる対処もありますがあくまでも応急処置です。
そのため、しっかりと修繕するためには弊社のような専門会社に依頼することをおすすめします。

□まとめ

今回は、沖縄で雨漏り工事を検討中の方へ、RC造について解説しました。
雨漏りはちゃんと自分で直せる自信がない方はほとんどではないでしょうか。
その場合には、ぜひ当社まで一度ご相談ください。
しつこいセールスをしないことをモットーに、お客様のお悩みに対応させていただきます。

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