2021年4月6日
「マンションに住んでいても、沖縄だから雨漏りしないか心配だ。」
「雨漏りが起きているけど、原因が分からない。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
マンションで雨漏りが発生しても原因を見つけづらく、悪化するほど修理費用が高額になります。
そこで、マンションで雨漏りが起きる原因について説明します。
□マンションで雨漏りが発生する原因
マンションに雨漏りが起きるときは、建物に損傷が起きている場合です。
以下では、雨漏りの原因となる損傷が起きやすい箇所を説明します。
*ベランダ
バルコニーの床の保護塗膜や、その下にある防水層が劣化すると雨水が内部に侵入します。
また、排水溝が詰まると、ジョイントが劣化して雨漏りが発生することがあります。
このようにして内部配管が詰まると、場所の特定が難しく被害が長引くでしょう。
他にも雨漏りの原因となる箇所が多いため、定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。
*屋上
屋上も雨漏りの原因になりやすいため、事前に防水層が施工されています。
それでも防水層が紫外線や風雨によって劣化すると、ひび割れに繋がり、雨漏りを引き起こすことがあります。
屋上は広く、ジョイントも多いため、雨漏りの原因を突き止めるには時間を要するでしょう。
また、屋上の排水溝は雨水と共にゴミが流れて詰まりやすいため、定期的に清掃が必要です。
*外壁
外壁や塗膜が劣化してコンクリート壁にまでヒビが貫通すると、雨水が入り込み室内に雨漏りを起こす場合があります。
内装とコンクリートの隙間を通り足元が染み出したり、壁内に留まってカビになったりします。
また、雨漏り被害以外にもコンクリートの内部が錆びることで、強度の低下や壁の欠落が起きる可能性もあるでしょう。
□マンションで雨漏りを未然に防ぐ方法
マンションの雨漏りは、普段からチェックしておかないと突然起こります。
そこで、雨漏りを防ぐために知っておくべきことを見ていきましょう。
1つ目は、リスクが高まる時期を把握しておくことです。
塗膜や加工などの耐用年数が10年前後となっていることが多く、これを過ぎると大雨などの災害後に雨漏りが起きるリスクも高まります。
築年数が長いマンションに住んでいる場合は耐性が低下している可能性が高いので、特に点検を受けるようにしましょう。
2つ目は、雨漏りが発生する前に点検を受けておくことです。
雨漏りの被害が生じてから修理を行うと大規模になり、多額の費用がかかる場合があります。
マンションの場合は、自宅が原因で他の家にも被害を及ぼしてしまうと、損害賠償を払わされるリスクもあります。
「突然の損害賠償に対応できるか不安だ」という場合は、個人賠償責任保険に入ると良いでしょう。
この保険は、日常生活で偶然、他人の所有物を破損したり、他人に怪我を負わせたりした場合に適用される保険です。
水漏れだけでなく、その他の偶然起こしてしまった事故にも適用されるので便利ですね。
3つ目は、マンションの管理規約を確認することも必要です。
室内のみ専用スペースとなり、窓やベランダは共有スペースと専用使用スペースに分かれることは多いです。
専用使用スペースに何かしらトラブルが生じると、その部屋の居住者に責任が問われます。
また、通路や外回りは共有部分となるので、気にする必要はありません。
□実際に水漏れが起こった場合の対処法
マンションで生活していると、水漏れが起きると周囲の部屋にも影響を及ぼすリスクがあります。
そのため自分が雨漏りの被害者になることもあれば、加害者になる可能性もあるでしょう。
また、マンション自体に過失があれば、建設業者や管理会社に責任が及びます。
このように水漏れの原因によって責任の所在が変わるため、状況ごとの対処方法を説明します。
まずは、水漏れの被害者になってしまった場合です。
この場合は原因を確かめるために、まず管理会社に連絡をしましょう。
さらに掃除をする前に、被害状況の証拠を写真や動画として残しておくことを忘れてはなりません。
原因がはっきりと分かっても、自ら話し合いで解決しようとすればトラブルに繋がる可能性があります。
そのため、管理会社に間をとりもってもらうのが良いでしょう。
次に水漏れの加害者になってしまった場合です。
自らが水漏れを引き起こしている場合は、水漏れを止めることが先決です。
原因を見つけたら、すぐに管理会社に連絡しましょう。
もし、水漏れが下の階にも及んでいると、その下の部屋の家具や家電の故障など被害が拡大する可能性もあります。
水漏れの被害範囲が拡大するほど、賠償金の額も上がっていきます。
自分で発見できれば良いですが、もし気づかずに管理会社からの調査の依頼があった場合は協力しましょう。
□まとめ
今回は、マンションで雨漏りが起きる原因について説明しました。
雨漏りは気づかぬうちに進行して、気づいたときには大惨事を引き起こす可能性があります。
他の住宅にも迷惑をかける可能性があるので、よりメンテナンスを重点的に行うようにしましょう。
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