2020年12月16日
建物は、長年使用していることで劣化する箇所が出てきます。
特に屋外の屋根や外装などは、経年劣化によりヒビ割れが起こったり、雨漏りが発生してきたりしてしまいます。
そんなときは、雨漏りを防ぐためにも防水工事が必要です。
では、防水工事で使われる塗料にはどのような種類があるのでしょうか。
そこで今回は、防水工事で使われる塗料の種類や特徴についてご紹介していきます。
□防水工事で使われる塗料
一言で塗料と言っても、いろいろな種類があります。
早速、塗料の種類と特徴を見ていきましょう。
*ウレタン塗料
最も一般的な塗料がウレタンです。
ウレタンは、何度も塗って厚めに塗布することで防水効果が高まります。
耐久性はあまり高くありませんが、重ね塗りが可能なので万が一劣化しても補修代が安価で済みます。
工事が短期間で済み、人件費もかからない点がメリットです。
*シリコン塗料
次に使われている塗料がシリコンです。
ウレタンと比べて耐久性も弾力性も向上しています。
熱収縮が少ないので、塗膜が浮くようなこともありません。
撥水性にも優れているので、劣化しにくい点も特徴の1つです。
また、美しい光沢のある仕上がりに人気があります。
中には防カビ効果が期待できる塗料もあり、水分の多いところに使用するのに適した塗料と言えます。
*アクリル塗料
アクリル塗料は伸縮性や防水性に優れていて、見た目が綺麗な点が特徴です。
太陽光を反射するセラミック粒子が含まれている種類もあり、遮熱効果が期待でき、室内の温度上昇を防ぎます。
アクリルゴムを主成分とした塗料は中塗りに使われます。
上塗りに水溶性のウレタンを使うことで、優れた防水性や耐久性を得られます。
防水工事は一度塗っただけでは終わりません。
全体的に切れ目なく塗布していくことで下地をつくり、その上に収縮性の高い塗装でしっかりとした厚みを保つことが重要です。
最後に、見た目や機能に優れている塗料を使えば信頼性が高くなります。
それぞれに多少の違いはありますが、3層全てを塗布し、しっかり乾くことで高い防水効果を発揮できます。
□最後に
今回は、防水工事によく使われる塗料の種類とその特徴についてご紹介しました。
長い目で見ると、シリコンを主成分とする塗料の方が長持ちすることからコストパフォーマンスが高いと言えます。
塗料には、様々な特徴がありますが、防水工事の工法も様々です。
防水工事への理解を深めて、防水工事を進めていきましょう。
外壁改修・塗装・防水工事のお見積りは無料です!
今すぐ「ホームページを見た」とお電話を!