防水工事を検討中の方へ!工事の流れについて解説します!

2021年7月25日

台風の被害にお困りの方はいませんか。
台風は自然災害であり、台風の上陸を防ぐということは現実的に難しいです。
大雨により、浸水被害を受ける方は多いでしょう。
このような被害を防ぐために、今回は防水工事についてくわしくご紹介します。

□防水工事の目的と意味とは

まず、防水工事をする意義と目的についてご説明させていただきます。

建物の多くは、鉄筋性です。
このような物件は、雨水などの浸水により錆やすいです。
そして、住宅を支えている木製の柱や梁も、水で腐朽しやすいです。
その構造上、柱や梁が弱るということは、屋上を支えるほどの耐久性が失われてしまうことを意味します。

このように浸水によって発生する被害は大きく、放っておくと取り返しがつかない事態となってしまうでしょう。
厄介なことに、これらの住宅の変化は、一般人はほとんど気づくことができません。

そこで、浸水被害への未然防止が必要になってきます。
未然防止策である防水工事を行うことで、水に弱い建物の劣化スピードを抑えられるでしょう。

住宅を長持ちさせるためにも、防水工事は必要不可欠です。

□防水工事の流れについて

防水工事の流れについてくわしくご説明します。

まず、高圧洗浄を行います。
ここでは、埃やコケなどの有害物質を取り除くことを目的とします。
なぜなら、防水加工をする面に汚れがあると、防水加工が取れやすくなってしまうからです。

次に、下地処理です。
コンクリートの表面にみられるひび割れなどを修繕していきます。
具体的には、シール擦り込みや低圧注入を行い、防水加工が密着しやすい下地を形成していきます。

その後、下塗りを行います。
表面にプライマーを塗ることにより、それが糊のような役割を果たし、層が密着するの助けます。

続いて、シート貼付です。
いよいよ、防水シートを張る作業に移ります。
この防水シートは頑丈であるため、台風にような強風が発生した場合でも破損する心配はありません。

次に、主剤防水塗布を行います。
この作業で、防水層を形成します。
塗装による防水工事は、塗料が乾いてからもう一度塗装す2回防水層を施工する場合もあります。

最後に、トップコートを塗ります。
塗料が剥がれたり、シートの接続部分の隙間から水分が入り込まないように、トップコートを塗って仕上げます。
トップコートを塗ることは、歩行したりする際の摩擦の保護や汚れなど保護にもつながります。
防水効果の維持はもちろん、紫外線から守る効果もあります。
メンテナンスとして、5年に1度のペースでトップコートのみの塗り替えを行いましょう。

以上で、施工完了です。
この一連の流れで、防水層を完成させ、漏水を防ぎます。
防水機能をお客様にご確認いただいた後に、引き渡しをさせていただきます。

□防水加工をおすすめする箇所とは

防水加工をおすすめする箇所は、外壁です。
外壁は意外と傷ができやすい箇所であり、ひび割れが発生しやすいです。
このひび割れを原因として、水漏れが発生することが多いです。

住宅を守るためにも、外壁の防水加工をおすすめさせていただきます。

外壁を含めて、屋外は強い日光や雨風が原因で建物の劣化が進みやすいです。
そのため、劣化に備えた防水加工が大切です。

*防水工事のチェックポイントについて

先ほど住宅の劣化は、気づきにくいと申し上げました。

ここでは、そのような住宅の異変にいち早く気づくためのチェックポイントをご用意いたしました。
今から紹介するチェックポイントに当てはまっている場合、水漏れの可能性が高いです。
防水工事やメンテナンスを検討してみてください。

1つ目のチェックポイントは、室内がカビ臭いことや湿度が異常に高いかどうかという項目です。
室内のカビ臭さや湿度の上昇は、空気中の水分含有率が上がることによって引き起こされます。
空気中の水分含有率が上がるということは、住宅内のどこかで水漏れが発生している可能性があります。

2つ目のチェックポイントは、壁や天井にシミがある、剥がれている、膨らんでいるかどうかという項目です。
壁や天井にこれらの異常が見られた場合、水漏れしている可能性が高いです。

3つ目のチェックポイントは、住宅内からポタポタという音がする、水が床に打ちつけられる音がするかどうかという項目です。
この項目に当てはまる場合、水漏れが住宅内で起こっている可能性が高いため、水漏れ箇所をすばやく特定しましょう。

以上、3つのチェックポイントについてご紹介しました。
水漏れによる住宅の劣化を防ぐためには、定期的なセルフケアと住宅点検が欠かせません。
取り返しのつかないことになる前に、住宅のケアを実施しましょう。

□まとめ

日本は、災害大国です。
そのため、水漏れはどのお家でも起こりうるものです。

浸水被害に備えて、チェックリストを使い、ご自宅の心配な箇所をご確認ください。
そして、防水加工が必要だと判断された際には、ぜひ当社へお声がけください。
専門店という強みを生かし、丁寧に施工させていただきます。

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