防水工事を検討中の方へ!工事の種類について解説します!

2021年8月8日

「防水工事をしたいけど、どの種類の工事を選べば良いのかわからない」
このようにお思いの方も多いでしょう。
今回は防水工事の種類と、その中の1つであるウレタン防水のメリットとデメリットを解説します。
併せて、防水工事を成功させるポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

□4種類の防水工事の特徴と耐用年数とは

防水工事には以下の4種類があります。

・ウレタン防水
・シート防水
・アスファルト防水
・FRP防水

✳︎ウレタン防水

ウレタン防水は、ウレタン性の防水剤を塗装して、防水膜を形成することで防水性を向上させる工法です。
主な施工場所に、ベランダやバルコニー、屋上があります。

耐用年数は、8年から12年です。
ウレタン防水の特徴は、液体の塗料を使用するため、入り組んだ場所への塗装が可能であることです。

✳︎シート防水

シート防水は、ゴムや塩化ビニルが原料であるシートを接着剤を用いて接着する工法です。
アパートやマンションの共用部分に多く採用される方式です。
耐用年数は、10年から15年です。

シート防水の特徴は、工期が短いことです。
工期が短い理由は、防水剤を乾燥させるのに時間がかからないからです。
工事が大規模に渡る場合は、この工法が採用されることが多いです。

✳︎アスファルト防水

アスファルト防水は、合成繊維の不織布にアスファルトをコーティングし、工事箇所に重ねて貼る工法です。
主な施工場所は、ビルやマンションです。

耐用年数は、15年から20年です。
水や紫外線に対する耐久性が高く、人が乗れるほどの強度を持っているため、ビルやマンションの大規模工事に使用されることが多いです。

✳︎FRP防水

FRPとは、繊維強化プラスチックのことです。
これはポリエステル樹脂とガラス繊維を複合して強度を高めたものです。
これを塗装して、防水性を向上させます。

主な施工場所は、マンションやアパートの屋上です。
耐用年数は、10年から12年です。
乾燥するのに時間がかからないため、工期が伸びない上に、重量のあるものを乗せても傷がつかない頑丈な性質を持っています。

□ウレタン防水のメリットとデメリットとは

ウレタン防水のメリットは、いろんな場所に対応できること、比較的安価であることの2つです。

他の工法ではシートやプラスチックを使用するため、入り組んだ場所の塗装は非常に困難です。
その反面、ウレタン防水では液体を使用するので、塗装する場所が限定されることがありません。
また、他の工法に比べて、比較的安価なこともメリットの1つです。

一方、ウレタン防水のデメリットは、乾くまで時間がかかること、工事の質が職人の腕に依存すること、紫外線に弱いため頻繁な塗り直しが必要であることの3つです。

ウレタン防水はウレタン性の液体を塗装に使用するので、時間がかかってしまいます。
一刻も早く工事を終わらせたい方には向いていません。

また、工事の質が職人の腕前に依存してしまうのもデメリットです。
工事箇所に凹凸があると、ウレタン塗料を均一に塗装するのが困難です。
腕に自信がない業者を選んでしまうと、満足のいく結果が得られないかもしれません。

頻繁に塗り直しが必要なことも気をつけましょう。
ウレタンは紫外線に対する耐久性が低いです。
毎日のように紫外線が住まいに降り注ぐわけですから、自然と耐用年数は短くなってしまいます。

□防水工事を成功させるポイントとは

防水工事を成功させるポイントには近隣の方への挨拶まわりをすること、保証制度を確認することの2つがあります。

防水工事は騒音が大きく、近隣の方に迷惑がかかります。
そのため、工事が始まる前に近隣の方に挨拶することを忘れないようにしましょう。
仮に、工事自体がうまく行っても、近所とのトラブルが起こってしまうとそれは工事の成功だと言えないでしょう。

挨拶する際、伝えるべきことは足場を作ったり解体したりする日時です。
なぜなら、大きな音が響き、迷惑になりやすいからです。
事前にトラブルを防いで、親密な近隣関係を築きましょう。

加えて、保証制度を確認しておきましょう。
保証制度を確認する際、意識するべきは以下の2つです。

・保証期間がどれくらいあるか
・アフターフォローサービスがあるか

施工場所やどの工法を採用するかによって保証の内容は変わってきますが、保証期間が5年以上あれば安心です。
加えて、定期的に状態をチェックしてもらえるアフターフォローがあるとさらに安心です。

当社はお客様が満足できるまでのクオリティーを求めて、工事を行っております。
「5年間施工保証」「年2回アフターフォロー」を実施しておりますので、保証制度に不安がある方はぜひ当社での施工を検討なさってはいかがでしょうか。

□まとめ

それぞれの工法の特徴をわかっていただけましたか。

「良質な塗装をしてくれる業者を選びたい」
そんな方はぜひ当社にご相談ください。
当社は自社スタッフが工事を行っており、丁寧な3度塗りを実施しています。

お客様との信頼関係を第一に考え、塗装の見積もりも無料で行っておりますので、気軽にお問い合わせください。

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