2022年1月8日
「雨漏りの応急処置について知りたい」「2次被害を防ぐための応急処置について知りたい」
このようにお悩みの方必見です。
今回は、雨漏りの応急処置についてご紹介します。
□雨漏りの応急処置とは?
雨漏りが発生した際に、すぐにプロの方に修理してもらうことが難しい場合があります。
そのため、雨漏りの応急処置をいくつかの方法を知っておくと役立ちます。
1つ目は、ビニールシートを被せることです。
雨水が侵入している場所をビニールシートで被うことで、雨水の侵入を防げます。
そのため、再び雨漏りが発生しません。
また、ビニールシートは大きいので広範囲にわたる雨漏りの応急処置としても非常に有効的です。
目視調査で発見した雨漏り箇所だけでなく、なるべく広い範囲を覆うことで雨漏りを生じさせる可能性が小さくなります。
ビニールシートが飛ばされないように重石などで固定させておきましょう。
紐でしばりつけて固定する方法もありますが、付帯部分に大きな負荷がかかってしまいます。
また、転がりやすい石も落下して怪我につながる危険性があるので注意が必要です。
ビニールシートは空気の通り道を塞ぐので湿気がこもりやすくなってしまいます。
カビや藻が生えてしまうと2次被害が発生するので注意しましょう。
2つ目は、防水テープで補修することです。
雨漏りを引き起こす箇所を特定できれば、防水テープで隙間をなくし、雨漏りを一時的に防止できます。
しかし、雨漏りの原因箇所を特定することは非常に難しいので、防水テープをひたすらに貼ることはやめておきましょう。
また、防水テープを貼る際は補修箇所をきれいに掃除してから貼るようにしましょう。
このようにすることで密着性が高くなり、より効果的な応急処置が行えます。
3つ目は、バケツに雨水を貯めることです。
雨漏りしている場所の下にバケツを置いておくことで、床が腐食することや他の家電に被害を及ぼす危険性を回避できます。
しかし、バケツに水があふれると、水滴が飛び散ることがあるので、雑巾を置いておくようにしましょう。
□2次被害を防ぐための応急処置とは?
2次被害を防ぐためにはいくつかの方法があります。
1つ目は、雑巾を置くことです。
窓やサッシの周りに雨漏りが生じた場合は、雑巾や要らなくなったタオルなどで雨水を拭き取るようにしましょう。
カーテンが濡れないように、事前に取り外しておくと良いでしょう。
2つ目は、ごみ箱や発泡スチロールの容器で雨水をとる方法です。
上のような容器のみを置くと周りにはねてしまう可能性があるため、要らなくなった新聞紙やタオル、ビニールシートを敷いておくようにしましょう。
また、糸を垂らした釘を天井の雨漏りしている部分に刺して、垂らした糸の端をバケツの中に入れておくことで、飛び散りを防げます。
□費用を抑えた修理方法とは?
応急処置を終えれば、早急にプロの方に修理を依頼するようにしましょう。
雨漏りしている場所を放置してしまうと、家が腐食したり、シロアリの繁殖を引き起こしたり、健康被害を及ぼしたりすることがあります。
また、放置することで、雨漏り箇所が拡大して修理費用が上乗せされます。
本来数十万円の修理で良かったものが、放置が原因で100万円前後の費用がかかってしまうケースもあります。
しかし、屋上を全面張替えしなくても雨漏り修理は行えますので、プロの方に相談して自分たちの予算内で修理できるようにしましょう。
雨漏り修理には費用がかかりますが、雨漏り原因によっては火災保険が適用されることがあるので、相談してみましょう。
事前に火災保険が適用される雨漏り原因を調べておくことも大切です。
プロの方に相談することで、自分たちの予算や希望条件に合わせた工事をしてもらえることが多いので、1度相談するようにしましょう。
□吸水シートによる応急処置とは?
吸水シートは布のように見えますが、大量の雨水を吸収してくれます。
ホームセンターやインターネットで購入できるので、手軽に手に入ります。
1枚のシートで最大10リットルの水を吸収できます。
また、十分に乾燥させれば再利用できるので環境にもやさしいです。
急な雨漏りで吸水シートがない場合は、おむつやペットの吸水シートで代用できます。
また、吸水シートで応急処置をする際にはいくつかの注意点があります。
1つ目は、重さです。
雨水を多く吸収することで、吸水シートが重くなります。
特に、10リットルから20リットル吸収できる吸水シートは、かなりの重さになります。
多くの水を吸収できるからといって、10リットルから20リットルの吸水シートを購入すると、重みによって天井板やクロスが剥がれてしまうことがあります。
自分の家の雨漏り状況に合った吸水シートを購入するようにしましょう。
2つ目は、応急処置を終えれば補修工事を行うことです。
吸水シートはあくまでも応急処置に過ぎないので、敷いたままにしておくのではなく、早めにプロの方に修理を依頼するようにしましょう。
被害が拡大するだけでなく、健康被害や2次被害につながるので注意が必要です。
□まとめ
今回は、雨漏りの応急処置方法についてご紹介しました。
雨漏りの応急処置にはいくつかの種類があり、注意点もあります。
応急処置に関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。
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