雨漏りをしてしまった方へ!雨漏りを一年放置してしまった場合についてご紹介!

2022年5月18日

雨漏りしてしまっても、何が原因で、どのように対処すべきか分からないという方も多いでしょう。
正しい対処方法が分からず、放置してしまうと被害が拡大してしまう場合もあります。
そこで今回は、雨漏りを放置してしまう危険性について、雨漏りの原因や修繕方法も合わせてご紹介します。

□1年間に渡って雨漏りを放置した場合の危険性について解説します!

雨漏りを放置することによる危険性について良く分からないという方も多いですよね。
雨漏りを放置していると、時間が経過するにつれ被害も拡大してしまうので怖いですよね。
ここでは、雨漏りを放置することにより発生する被害事例を3つ紹介します。

1つ目は、木材の腐食です。
雨漏りを放置することによって最も多く報告されている被害は、建物に使われる木材の腐食です。
雨漏りを放置することによって雨水に木材が浸され、木材腐朽菌が増殖します。
木材腐朽菌には木材の腐食を助ける作用があり、木材の腐食スピードを加速させます。

木材の腐食がさらに進むと床がぐらついたり、天井が抜け落ちるなど、家自体を支えるのが困難になり大変危険な状態になります。
雨漏りを放置してしまったことによって、家の存続を脅かすこともあるので注意しましょう。

2つ目は、シロアリやダニの発生です。
雨漏りによって木材に湿気が溜まると、シロアリやダニなどの害虫が発生しやすくなります。
特にシロアリは、湿気の多い木材を栄養分として補給しているので、雨漏りの放置による柱や木材のぐらつきはシロアリの仕業の可能性が高いでしょう。

また、シロアリは木材だけでなく、伝染や断熱材も食してしまう場合があるので要注意です。
雨漏りの放置によって大量発生するシロアリやダニですが、細い配管や基礎のコンクリートからも侵入してきます。
雨漏りを放置しないようにするのはもちろんのこと、普段から建物のメンテナンスを心がけましょう。

3つ目は、シミとカビの発生です。
雨漏りを放置してしまうと、シミやカビが天井やクロスに発生することがあります。
シミやカビと聞くと、健康への影響もそこまでないし、放っておいても大丈夫とお考えの方も多いでしょう。

しかし、カビやシミを放置していると健康被害に繋がる場合もあるため注意が必要です。
特にカビの増殖には要注意です。
カビの増殖は、ぜんそくやアトピーなどのアレルギーを引き起こすほか、精神的なストレスの増大にも繋がります。
重大な健康被害を起こさないためにも、雨漏りが起きた際には速やかに対処するようにしましょう。

□1年放置してしまった雨漏りの発生原因とは?

雨漏りの原因が分からないまま、とりあえず1年放置してしまったという方も多いでしょう。
雨漏りは早期に原因を突き止めることで、被害の拡大を阻止できます。
ここでは、雨漏りを引き起こすさまざまな原因について分かりやすく解説します。

雨漏りを引き起こす原因は、主に3つあります。
1つ目は、屋根材の経年劣化です。
屋根材の経年劣化は、漆喰の崩れ、棟板金の釘浮き、谷樋板金の腐食、瓦屋根やスレートの浮き、ずれなどが原因となって発生します。

2つ目は、雨どいの機能不全です。
雨を地上に流す役目を果たす雨どいにゴミが溜まることで、屋上から雨漏りが発生する場合もあります。

3つ目は、施工不良によって引き起こされる雨漏りです。
施工業者の手抜き工事や施工不良によって雨漏りが起こる場合もあります。
施工不良が起きやすい原因としては、コーキング剤や防水テープの不使用、水切りの不設置などが挙げられます。

□雨漏りを1年放置してしまうのを防ぐためにチェックすべき箇所について解説します!

雨漏りを放置してしまうと、建物の耐震性が急低下するだけでなく、カビやダニの大量発生によって健康被害を引き起こす場合もあります。
そこで未然に雨漏りを防ぐために普段からチェックすべき箇所について解説します。

雨漏りを防ぐために重点的にメンテナンスが必要な箇所は3つあります。
1つ目は、屋根材を固定しているボルトです。
倉庫や工場に使われることの多い折半屋根やスレート屋根などは、固定しているボルトが年数の経過とともに劣化してきます。
そのため、定期的にボルトが緩んでいないか、交換が必要な状態なのかを点検しておくと良いでしょう。

2つ目は、屋根材の状態把握です。
屋根材も同様に年数が経つにつれて、塗装の剥がれや表面のひび割れが発生します。
屋根材の劣化は見落としがちな箇所でもあるので、定期的に状態を把握するようにしましょう。

3つ目は、外壁を含む建物周りです。
雨漏りは屋上からだけでなく、外壁を含む建物周りのコーキング材の劣化によっても発生します。
そのため、屋上に限定せず、建物周りについても定期的に点検するのがおすすめです。

□まとめ

この記事では、雨漏りの原因や放置してしまう危険性、具体的な修繕方法などを紹介しました。
雨漏りが発生した場合は、適切に対処しなければ、被害が拡大してしまいます。
雨漏りによる被害を最小限に留めるために、雨漏りの原因を究明し、適切に対処するようにしましょう。

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