雨漏りを放置してしまったらどうなるのかについてご紹介します!

2022年3月4日

「雨漏りが起きているけれど、放置していても大丈夫かな」
このようにお考えの方は必見です。
結論から申し上げますと、雨漏りを放置していると建物や私たちの健康に対して悪影響を与えますので、早急な対応が必要です。
この記事では雨漏りを放置すると発生する被害をご紹介します。

□雨漏りを放置すると何が起きる?

雨漏りを放置すると何が起きるのでしょうか。
ここでは住宅被害と害虫被害、健康被害の3つに分けてご紹介します。

まずは住宅被害からです。
雨漏りの放置によって引き起こされる住宅被害として最も代表的なものが「シミ」でしょう。
雨漏りを放置していると、天井や壁にシミが発生します。

シミが発生すると、壁紙の接着剤が剥がれて浮いてしまい、見栄えが悪くなります。
壁紙を張り替えても雨漏りが起きるたびに同じことが起きますので、雨漏りを解決しなければなりません。

また、建材が劣化して住まいの耐久性が落ちてしまいます。
雨漏りによって雨水が建物に侵入すると、建材にダメージが蓄積します。
これを放置していると、最悪の場合は天井が落ちたり建物が倒壊する可能性が高くなったりしますので雨漏りを放置してはいけません。

加えて、劣化するのは木材だけではなく、金属も同様に劣化します。
ネジや鉄骨のような金属が錆びることによって、建物の強度が低下したり、雨漏りの原因箇所が拡大したりしてしまいます。

そして雨の前後に電球が使用できなくなってしまった場合、天井で漏電が発生している可能性があります。
漏電箇所から発火しますと非常に危険ですので、電球が使えなくなったと感じたらすぐに確認しましょう。

次は害虫被害です。
雨漏りの放置によって考えられるのは、雨漏りによる直接的な被害だけではなく、雨水の湿気により害虫が次々と発生します。
その中でも有名なのがシロアリです。

シロアリは雨漏りによって腐った木材が大好物ですので、雨漏りを放置しているとシロアリ駆除費用が別途必要になります。
シロアリに建材が食い荒らされると、建物の耐久性が低下し、倒壊の危険性が高まりますので、早急な対応が必要です。

雨漏りを放置していると、シロアリだけではなくダニの繁殖を促してしまいます。
ダニに刺されると痒いですし、その死骸やフンなどによって体調を崩すことがありますので、注意が必要です。

最後は健康被害です。
雨漏りの放置によって室内の湿度が上昇し、これが原因で私たちの体に悪い影響が出ることがあります。
具体的にはアレルギーやストレスの2つです。

1つ目はカビや害虫によるアレルギーです。
カビは20度から30度程度の気温に加え、湿度が60パーセントを超えてくると、活動が活発になると言われています。
雨漏りを放置することによって湿気が蓄積し、天井や壁紙の裏にカビが発生するとアレルギー反応を起こすことが十分に考えられます。

加えて、湿気によって集まってきたダニの死骸、ネズミのフンなどが原因でアレルギーを引き起こす可能性もあります。

2つ目はストレスです。
アレルギー反応が起きなくても、生活空間が湿気やカビで満たされていると心身ともに負担がかかります。
こうなってしまうと、快適な暮らしが維持できなくなりますので、雨漏りに対して早急な対応が求められます。

□雨漏りの修理費用を抑える方法を解説します!

ここまで雨漏りの放置によって引き起こされるリスクをご紹介してきましたが、修理費用に関して気になる方が多いのではないでしょうか。
ここでは雨漏りの修理費用を安く抑える方法をご紹介します。

結論から申し上げますと、火災保険を使うことによって修理費用を安く抑えられます。
しかし、雨漏りの修理に火災保険が適用されるにはある条件を満たさなければなりません。
それは雨漏りが自然災害によって引き起こされたことです。
具体的な自然災害には台風や暴風、雪や落雷などが挙げられます。

そのため、経年劣化によって雨漏りが引き起こされた場合は火災保険が適用されませんので、注意が必要です。

ここからは火災保険が適用されるまでの流れをご紹介します。
一般的に火災保険が適用される期限は3年と言われており、たとえ自然災害によって雨漏りが引き起こされても時間が経過するにつれて経年劣化として扱われることがあります。
そのため、雨漏りが発生していることがわかったら可能な限りすぐに保険会社に連絡しましょう。

具体的な流れは以下の通りです。

・保険会社に連絡する
・保険会社からの案内が届いたら損害状況を確認する
・保険会社に事故状況報告書や修理費見積書のような書類を提出する
・第三機関による損害箇所の調査を受ける
・保険金が支払われる

このような流れで火災保険が適用されますので、ぜひ参考にしてくださいね。

□まとめ

今回は雨漏りを放置することによって引き起こされる被害と修理費用を安く抑える方法をご紹介しました。
雨漏りを放置するとどうなるのか、イメージできましたでしょうか。
早急な対応を心がけていつまでも快適な暮らしを実現してくださいね。
雨漏りが発生している方は当社までご相談ください。

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