雨漏りを発見した方へ!壁伝いによって広がる被害や修理方法についてご紹介!

2022年3月25日

皆さんは雨漏りを発見した際の修理方法についてご存知でしょうか。
雨漏りは壁伝えで建物に被害を及ぼします。
それゆえ、雨漏りの症状を理解した上で、適切な修理方法を知っておくことが大切です。
そこで今回は、壁伝えで広がる雨漏り被害、雨漏りの症状、修理方法について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

□壁伝いで広がる雨漏り被害について解説します!

ここでは、壁伝えで広がる雨漏り被害について5つ解説します。
ぜひチェックしてみてください。

まず1つ目は、木材が腐ることです。
壁の中で雨漏りが広がることで、気付いたら木材が腐っていたなんてこともあります。
建物の強度を担う構造部分の木材が腐ればドアの開閉などに影響が及ぼされます。
また、重症な場合は家の傾きなどが影響として現れて、家自体の資産価値低下につながるでしょう。
木材が腐る場合、壁伝えに広がった雨漏りが頻繁に年単位で続いているとリスクが高まります。

2つ目はカビが発生することです。
カビが生じるとカビ臭が気になりますよね。
雨が降った際には、コンセントボックスなどからカビ臭がします。
カビが発生すると、アレルギー疾患・カビ中毒・感染症などの健康被害に遭う可能性があります。

3つ目は、金属が錆びることです。
気づかないうちに壁伝えに金属が錆びることがあります。
そして、鉄筋コンクリート外壁内部の鉄筋が錆びることも考えられます。
そうなると、コンクリートのヒビ割れが生じて鉄筋コンクリート本来の強度が維持できなくなります。

また、木造の壁内部にも柱・土台を繋ぐ耐震補強金属があります。
そのような金物のボルトや釘が錆びてしまうでしょう。
それゆえ、早めに雨漏りを食い止める必要があります。

4つ目は、シロアリが発生することです。
シロアリに限らないですが、基本的に虫は湿った空間を好みます。
通常の雨漏り被害の修理代金と比較した際に、被害が拡大・発生することで4倍、5倍程度の費用がかかる恐れがあります。
それゆえ、修理する際にはシロアリ対策として防蟻処理も施すようにしましょう。

5つ目は、漏電により火災が生じることです。
雨漏りが生じると雨水が壁面内に広がり、電気配線や絶縁体の隙間に入ると漏電が生じます。
漏電が起きると、ブレーカーが落ちて漏電したり、火災が発生したり命の危険が生じます。
それゆえ、漏電には特に注意する必要があると言えます。

□雨漏りの症状を紹介します!

雨漏りはわずかですが、初期症状が現れます。
それゆえ、雨漏りの初期症状に気付いた際には、早急に修理する必要があります。
ここでは、初期症状を4つの箇所において解説します。

*屋上(屋根)に出る雨漏りの初期症状について

屋上(屋根)に雨漏りが生じている際には「トタン・金属屋根に腐食が生じている」「屋根の漆喰が剥がれ落ちている」「屋根材にひび割れが生じている」などが初期症状としてあります。
特に、天井裏をみた際に断熱材にある雨染みがあるかどうかがわかりやすいです。
この場合は、まだ雨水が侵入していない状態です。
そして、ここで注意したいのが雨漏りではなくて結露によるシミの場合もあります。

*窓周辺に出る雨漏りの初期症状について

窓周辺に雨漏りが生じている際には「サッシ枠の部分にシミがある」「サッシの固定が外れて浮いている」「外壁とサッシの間のコーキングが劣化している」などが初期症状としてあります。
雨漏りとして、室内へ水滴が落下しないと気づかない場合が多いです。
しかし、大雨や強風雨にサッシ枠を点検すると発見することがあります。
その点を踏まえておきましょう。

*壁・外壁に出る雨漏りの初期症状について

壁・外壁に雨漏りが生じている際には「クロスが剥がれている」「壁内からポタポタ滴る音がする」「壁内からカビ臭が漂っている」「外壁に雨染みができている」などが初期症状としてあります。
よくある発見としては、壁内から雨音できづくことが多いです。
また、コンセントボックスからのカビ臭で発見することもあります。

*天井に出る雨漏りの初期症状について

天井に雨漏りが生じている際には「クロスが剥がれている」「天井板にシミができている」「天井にある照明器具の中に水が溜まってくる」などが初期症状としてあります。
クロスが剥がれるのは、雨水がクロスのつなぎ目周辺に浸入した際に現れる症状です。
目視でわかる症状が多いため、異変に気付けるようにしましょう。

□雨漏りの修理方法を紹介します!

ここでは、最後に応急処置としての雨漏りの修理方法について解説します。
手順としては、3つのステップがあります。

まず1つ目のステップは、防水テープを貼ることです。
まず貼り付ける箇所の水気をとり、下から上に貼り付けると効果的です。

2つ目のステップは、クロスや壁紙の浮き・剥がれを修理することです。
部分的にめくれている程度の際には内装用の接着剤でくっつけられます。
クロスが完全に剥がれ落ちていたら新しく張り替えることを検討しましょう。

3つい目のステップは、雨漏りでできたシミを掃除することです。
壁や天井にできた雨の染みは洗剤等で落とせます。

□まとめ

今回は、壁伝えで広がる雨漏り被害、雨漏りの症状、修理方法について解説しました。
壁伝えで広がる雨漏り被害としては、金属や木材が傷付いたり、漏電が生じたりすることなどがあります。
また、雨漏りの初期症状を押さえて早急に異変に気づき修理するようにしましょう。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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