雨漏りを10年放置してしまった場合はどうなるの?

2021年11月18日

「雨漏りを10年放置したさいの危険性について知りたい」「雨漏りを放置する際に起こる被害について知りたい」
このようにお悩みの方必見です。
今回は、雨漏りを10年放置した際の危険性や被害について紹介します。

□雨漏りを放置した際の危険性とは

雨漏りを放置してしまうと、急速にひび割れや劣化が進みます。
日本では、木造住宅が多いので、コンクリート住宅や鉄骨住宅よりも雨漏りのリスクが高いので注意しましょう。

以下では、雨漏りを放置した際の危険性についていくつか紹介します。

1つ目は、住宅の強度が低下することです。
雨水が侵入することで、木材は腐ってしまったり、金属はさびてしまったりします。

建物の中心となる柱が腐ったり、さびたりしてしまうと建物自体の強度は下がります。
このような状況を放置してしまうことで、床が抜けたり、建物が傾いたり、様々な大きな被害を受けます。

放置することで、建物が被害を受けるだけでなく、修理する費用も上乗せされるので注意しましょう。
雨漏りを発見した際は早急に修理を依頼しましょう。

2つ目は、シロアリの繁殖です。
シロアリは湿気を好むため、水分を含んだ柱や木材がえさになります。

雨漏りを放置することで、水分が多く溜まった場所にシロアリが繁殖するリスクがあります。
シロアリが建物内部で繁殖する主な原因は雨漏りなので注意しましょう。

3つ目は、美しい外観が壊れることです。
雨漏りは、天井や屋根、外壁に大きなシミを作ります。

シミができて早急に修理に出すと被害は抑えられますが、放置することで、クロスが剥がれたり、カビが繁殖したりします。
自分で掃除しても、きれいにはなりません。
雨漏り修理以外にも、クロスの張替えなどで修理費用が上乗せされるので注意が必要です。

以上のように雨漏りを放置することで建物に及ぼす被害は非常に大きいです。
早急に対処することで、雨漏りを防ぎ、費用も抑えられます。

□屋根の雨漏りを放置することで起きるリスクとは

屋根からの雨漏り原因は、屋根材や雨どいの不良、初期の施工不良が挙げられます。
雨漏りを放置することで起こる被害について紹介します。

1つ目は、建物の劣化です。
雨漏りを放置することで、木材が腐食し劣化の進行が早まります。
家が傷むことで、資産価値が下がり、さらには修理費用が高くなってしまうことがあります。

2つ目は、害虫の発生です。
雨漏りを放置して、木材にたくさんの水分を吸収させると、様々な害虫が住み着き始めます。

特にシロアリは、湿気が多い場所を好むので、目に見えない間に繁殖していることが多いです。
また、シロアリが繁殖することで断熱材や電線をかじられてしまう被害も発生します。

3つ目は、漏電です。
電気配線や電気器具は漏電しないような対策がなされていますが、水が絶縁体の隙間に入り込んでしまい、漏電することがあります。
停電の原因になったり、必要以上の電力を消費したりするので、電気代が高くなります。

以上のように雨漏りを放置することで、様々な危険性があることに注意しましょう。

□雨漏りを放置することで発生する害虫とは

上記では、雨漏りの被害や危険性について紹介しました。
直接的な被害だけでなく、湿気による害虫被害について紹介します。

1つ目は、シロアリの被害です。
湿気の多い場所は、シロアリが繁殖することに非常に適しています。

シロアリに、建物の柱や材木を食べられると、耐久性が低下し、倒壊してしまうことがあります。
建物の強度が低下することで、建物の資産価値が落ちてしまうので注意しましょう。

2つ目は、ネズミの被害です。
水のある場所を好むドブネズミが侵入します。
目の見えない部分でドブネズミが発生するだけではなく、人間が日常生活する中でもえさを求めて侵入してくることもあります。

また、ネズミがした糞の処分も必要になる問題も生じます。

3つ目は、ダニの被害です。
湿度が高くなると、ダニが繁殖する原因になります。

ダニにかまれると、かゆみが出たり、体調を崩したりします。
人間の健康に被害が出るので注意しましょう。

以上のような害虫被害を紹介しましたが、雨漏りの放置によって人間の健康にも被害を及ぼします。

1つ目は、害虫やカビによるアレルギーです。
湿気の多い場所からカビが発生することで、アレルギー反応を引き起こす方がいらっしゃいます。
また、カビや害虫から直接の被害を受けなくても、糞や抜け毛が原因になってアレルギーが引き起こされることもあるので注意しましょう。

2つ目は、ストレスです。
生活しているなかで、湿気の多い場所やカビの匂いが充満していると、日常生活でストレスを感じるようになります。
精神状態や健康状態を安定に保てなくなる場合があるので、雨漏りを発見した際は注意しましょう。

□まとめ

今回は、雨漏りを10年放置した際の被害や害虫の被害について紹介しました。
雨漏りを放置することで、健康の被害を及ぼすこともあるので注意しましょう。
雨漏りの被害に関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。

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