雨漏り箇所の見つけ方についてご紹介します!!

2021年12月2日

「雨漏り箇所の見つけ方について知りたい」「雨漏りを処置したい」
このようにお悩みの方必見です。
今回は、雨漏り箇所の見つけ方や確認すべき場所について紹介します。

□雨漏り箇所の見つけ方とは

雨漏りしている場合は、どこから雨漏りしているのかできる範囲で調べる必要があります。
原因を特定していないと、応急処置をしても再度雨漏りをしてしまう恐れがあります。

以下では、いくつかの雨漏り箇所の見つけ方について紹介します。

1つ目は、屋根や外壁の目視調査です。
天井から雨水が落ちてきた場合は、経年劣化による破損や傷が原因で雨漏りしていることが多いです。

屋根の場合は、屋根材にずれやひび割れがないか、変色していないか確認しましょう。
外壁の場合は、ひび割れや塗装の剥がれが見られないか確認します。
外壁の窓の場合は、コーキングが劣化していることがほとんどです。

このコーキングとは、外壁と窓の間にあるゴムのような接着部分を示します。
時間が経つことで、劣化し、雨漏りの原因になります。

自分で目視できる範囲は限られていますが、屋根などに上って調べる場合は安全を確保しておきましょう。

2つ目は、散水調査です。
この調査方法は、水をかけて雨の降っている状態を再現して雨漏り箇所を見つける方法です。

散水調査を行う場合は、いくつかの注意点があります。

1つ目は、屋根や外壁にかけられる長さのホースを準備することです。
2つ目は、建物の下から怪しい箇所に水をかけていくことです。
3つ目は、30分間を目安に水を掛けることです。

水を流す時間が短いと、水が回らず雨漏り箇所を発見できないことが多いです。
そのため、できるだけ長時間水を流すことを心がけましょう。

4つ目は、雨漏り箇所を確認することです。
水を十分な時間流せたら、雨漏りしている箇所を入念に確認しましょう。

以上のように、雨漏りを確認するための調査方法は主に2種類あります。
おおよその雨漏り原因を探せるので、修理する箇所を減らせることもあります。

また、屋根の雨漏り箇所を見つける場合は、危険が多いので、安全を確保して調査しましょう。

□専門の方にしかできない雨漏り箇所の見つけ方とは

上では、自分でできる雨漏り箇所の見つけ方について紹介しました。
しかし、おおよその原因しかつかめないことが多いので、専門の方に見てもらうことをおすすめします。

専門の方が行う雨漏り箇所の見つけ方にもいくつかの種類があります。

1つ目は、目視や触診調査です。
目視調査だけでは分からない部分を、実際に触れてみて水の侵入場所を特定します。

素人では、分からない調査方法なので、経験やスキルが必要になります。
また、目視調査をしても、見る場所やポイントも異なります。

2つ目は、ドローン調査です。
3階以上の建物の場合は、実際に上ることが難しいので、ドローンを用いることが多いです。

ドローンを用いることで、コストを抑えられたり、安全に調査ができたりします。
しかし、会社によってドローンを使用する調査の有無が異なるので注意しましょう。

3つ目は、散水調査です。
水が侵入してきた場所だと特定された場所に水をかけて、実際の雨漏りを再現します。
可能性を1つずつ潰して発見する方法なので、時間がかかったり、高度な技術を必要としたりします。

4つ目は、赤外線カメラによる調査です。
この調査方法は、侵入口を検討付けて赤外線カメラで、表面温度を測定する方法です。

気象条件によって、結果が左右されることがあるので、専門的な技術を必要とします。
建物に負担がかかりにくく、雨漏りの原因を発見しやすいので、少しコストがかかる調査方法です。

5つ目は、ガス調査です。
雨漏り箇所に特殊なガスを送り込んで、雨漏りの原因を特定します。
建物の構造によって特定することが難しいことがあるので、専門の方に事前に相談しておくことが大切です。

□雨漏りのチェック箇所とは

雨漏り対策をする前に、いくつかのチェック箇所を知っておきましょう。

1つ目は、スレートや瓦です。
目視して、明らかにずれている場合や、ひび割れしている場合はすでに雨漏りしていることがあります。
そのため、どんな対策をしていても、雨漏りが繰り返されることがあるので注意しましょう。

2つ目は、棟板金です。
屋根の棟板金が浮いていたり、釘自体が浮いていると雨漏りの原因になります。

3つ目は、漆喰です。
屋根は、風や雨の影響を直接受けるので、崩れていたり、浮きが生じていたりすることがあります。
自分の家がどんな症状になっているか確認しましょう。

4つ目は、雨仕舞い部分です。
これは、住宅を建設中に浸水防止するための主知を施すものです。
不十分な施工の場合は、ここから雨水が直接侵入してくる恐れがあります。

□まとめ

今回は、雨漏り箇所の見つけ方について紹介しました。
雨漏り箇所を見つけるためには、目視調査やドローン調査など様々な方法があります。
雨漏りに関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。

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