外壁の汚れ落としをしたい方へ!汚れの原因や予防法をご紹介します!

2023年7月9日

外気に常にさらされている外壁は、汚れと向き合う必要があります。
外壁は外から見える場所であるため、なるべく綺麗に保ちたいですよね。

この記事では、外壁の汚れの種類と原因、外壁の汚れ落としをする方法、外壁汚れの予防法についてご紹介します。
外壁の汚れで悩んでいるという方は、ぜひご一読ください。

□外壁の汚れの種類と原因とは?

外壁の汚れには様々な原因があり、対処方法もそれぞれ異なります。

1つ目は、コケ汚れやカビ汚れです。
外壁のコケ汚れやカビ汚れは、日当たりが悪い北向きの外壁に発生してしまう汚れのことを指します。

日当たりが悪いと湿気が多くなり、コケやカビが繁殖し、緑色で黒ずんだような汚れが外壁に広がっていきます。

2つ目は、雨汚れです。
外壁の雨汚れとは、外壁の汚れが雨によって浮いてしまい、それが流れきらずに跡が残ってしまったことを指し、「雨だれ」とも呼ばれています。
外壁の上から下に向かって、黒い筋のようになっているのが特徴です。

3つ目は、排気ガスやホコリによる汚れです。
外壁の凸凹に大気中の排気ガスやホコリが入り込み、黒ずみのような汚れになります。
先程ご紹介したカビ汚れによる黒ずみとは異なり、茶色がかっていたり、油汚れのようになったりしている場合もあります。

4つ目は、サビです。
外壁のサビとは経年劣化や損傷により、金属の外壁材の表面が酸化することによって発生します。

また、外壁が金属製でなくても、外壁に接している金属部が錆びてしまうことによって、サビ汚れが外壁に広がってしまう可能性があります。

5つ目は、塗膜の色あせです。
外壁の塗膜が色あせたことによって、汚れて見える場合があります。

塗装した当初よりも外壁の色が白っぽくなり、手に粉が付くようになることをチョーキング現象と呼びます。
これは、紫外線の影響で塗膜が劣化し、防水性が失われることで発生します。

□外壁の汚れ落としをする方法とは?

外壁の汚れ落としをする際は、自分で掃除するか、専門会社に依頼するかのどちらかです。
それぞれの進め方についてご紹介します。

まず、自分で掃除する方法についてご紹介します。
準備物としては、以下の通りです。

・外壁用洗剤
・カビ取り剤
・柔らかいスポンジ
・歯ブラシ
・高所用ブラシ
・ホース
・バケツ
・ゴム手袋

上から下へと壁にホースで水をかけ、簡単に汚れを落としてから、水で落とせなかった汚れをブラシ・スポンジ・洗剤を用いて洗い、念入りに水で流しましょう。
ブラシ・スポンジを使用しても汚れが落ちない場合は、家庭用高圧洗浄機を使用すると良いでしょう。

家庭用高圧洗浄機は2万円程度で販売されているので、ホームセンターで探してみてください。
高圧洗浄機は高圧で水を噴射するため、外壁の頑固な汚れを落とせますが、以下の点に注意してください。

・静音タイプ以外は音が出る
・近隣に水が飛散してしまう
・窓、換気扇は養生してから洗浄する
・塗膜を傷つけて外壁の劣化を早める恐れがある
・水圧が強いため、当たったものを破壊してしまう恐れがある

人に当てると危険なため、使用する際は十分注意しましょう。

次に、プロに依頼する方法です。
自分で掃除しても落とせない汚れや危険な高所の汚れは、プロに依頼しましょう。
足場・飛散防止ネットを設置し、高圧洗浄を隅々まで行ってもらえます。

足場と飛散防止ネットと高圧洗浄の料金は、床面積30坪の2階建て住宅の場合、20万円から25万円が目安となります。

□外壁汚れの予防法とは?

外壁は1度汚れてしまうと、綺麗な状態に戻すためにはどうしても手間・時間がかかってしまいます。
ここでは、外壁汚れを予防する方法についてご紹介します。
外壁汚れを予防するためには、塗料と外壁の選び方が重要となります。

*1.塗料の選び方を工夫する

外壁は使用する塗料によって汚れやすさが異なるため、お手入れの回数を減らすためには、塗料の選び方を工夫するようにしましょう。

耐久性に優れた塗料や防カビ作用に優れた塗料は汚れに強いといわれています。
また、黒・白系の外壁は汚れが目立ってしまいますが、汚れや色あせが目立ちにくいグレー・青系のカラーを選ぶと良いでしょう。

*2.外壁の選び方を工夫する

汚れを予防する方法として、塗料の選び方だけでなく、外壁の素材選びも重要です。
タイル素材は汚れにくいですが、モルタルは汚れやすいため注意し、表面が凸凹な外壁も避けるようにしましょう。

また、カビ、コケ汚れ・水あか・ホコリ・サビ・塗膜の劣化といった様々な汚れを予防できる耐用年数の長い外壁を選ぶのも良いでしょう。

□まとめ

外壁は年数が経つにつれてどんどん汚れていってしまいますが、放置するのは避けましょう。
軽い汚れであれば自分でも落とせますが、なかなか落ちない頑固な汚れや高所の汚れはプロに依頼するのがおすすめです。

外壁の汚れについてお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。

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