外壁の高圧洗浄によるトラブルについて解説します!

2023年8月18日

車や外壁を洗浄するのに便利なのが、高圧洗浄機です。
高圧洗浄機は水を強い圧力で噴射して、汚れを取り除きます。

しかし、高圧洗浄は正しいやり方でおこなわなければ外壁を傷つけてしまったり、近隣トラブルが発生してしまったりするため注意が必要です。
この記事では、外壁の高圧洗浄によるトラブル、自分で高圧洗浄をするときの注意点、トラブルを未然に防ぐ方法について解説します。

□外壁の高圧洗浄によるトラブルとは?

ここでは、外壁の高圧洗浄で起こりがちなトラブル事例をご紹介します。

1つ目の事例は、高圧洗浄時に室内に水が浸入してしまうことです。
一般的に高圧洗浄中、室内に水が入ることはありません。
これには主に2つの原因があります。

まず、室内に繋がっているドアや窓を閉め忘れていることです。
高圧洗浄では外壁を強い水圧で洗浄するため、少しでも隙間があると、そこから大量の水が入り込んで、水浸しになってしまうのです。

次に、コーキング剤が劣化していることです。
外壁材の隙間を埋めるコーキング剤が劣化すると、隙間が生じ、そこから室内に水が侵入してしまいます。
また、外壁のひび割れからも、水が侵入してしまいます。

2つ目の事例は、洗浄が不十分であることです。
洗浄が不十分であると外壁の汚れがそのまま残ってしまいます。
外壁に汚れが残ってしまうと、後々トラブルの原因になってしまうため、高圧洗浄後は汚れが取り除けているかしっかり確認しましょう。

□自分で外壁の高圧洗浄をするときの注意点とは?

外壁は常に外気にさらされているため、土埃や排気ガス、カビなどの汚れが付着しており、汚れを放っておくと以下のような症状が起きてしまいます。

・変色
・ひび割れ
・藻やコケの発生
・雨水の浸入

上記のような劣化症状が発生する可能性があるため、外壁は定期的にお手入れしてあげることを心がけましょう。
以下では、自分で高圧洗浄をおこなうときの注意点についてご紹介します。

1つ目は、水圧の強さに気をつけることです。
高圧洗浄機を使用する際は、水圧の強さに注意しましょう。

外壁の掃除では汚れを落とすために高いところから汚れを落としていきますが、最大の水圧にしてしまうと外壁が傷つく恐れがあるため最初は水圧を弱めに設定することがポイントです。
弱めの水圧で様子を見ながら徐々に力を強めていくことで外壁を傷めるリスクを減らし、汚れをきれいに落とせます。

2つ目は、飛散防止の対策をすることです。
高圧洗浄機を使用して外壁を掃除する際、周囲に水が飛び散ってしまう可能性があります。
そのため、ブルーシート・メッシュシートで飛散防止対策をしておくと安心です。

高圧洗浄を行うことを事前に近所の人に知らせておくことで、トラブルを未然に防げるため、作業を始める前に知らせるようにしましょう。
また、高圧洗浄機から噴射される水は勢いがあり、人に当たると怪我をしてしまう危険性があるため、使用する際は近くに人がいないことを確認してください。

3つ目は、高所の作業は避けるようにすることです。
高圧洗浄機で洗浄する場合は、なるべく高所での作業は避けるようにしましょう。
手の届く範囲であれば、高圧洗浄機を上手くコントロールできますが、高所では思ったように作業できないことがあります。

汚れをきれいに落とせなかったり、高所から落ちて怪我をしてしまったりする可能性があるため、難しい場合は無理をせずに当社のような専門の会社に依頼することがおすすめです。
専門の会社に依頼すれば、足場を組んで作業を行うため、細かい部分や高いところまできれいに汚れを落とせます。

□高圧洗浄によるトラブルを未然に防ぐ方法とは?

外壁の高圧洗浄でありがちなトラブルや注意点について解説しましたが、ここからはトラブルを未然に防ぐ方法をご紹介します。

*1.近隣に事前に挨拶済ませておく

トラブルを避けるためにも、高圧洗浄をおこなう10日から1週間前までには、近隣に挨拶まわりをしておきましょう。

高圧洗浄をすることだけでなく、時間帯や騒音、水が飛散する可能性があることについても伝えておく事が重要です。
家が密集している場合は、3軒隣まで挨拶をしておくと安心です。

*2.事前に窓閉めや換気扇を切っておく

高圧洗浄を行う際は、窓を閉め忘れがないか、換気扇の切り忘れがないかどうかを確認するようにしましょう。

スライド式の窓の場合、鍵を閉め忘れてしまうと、高圧洗浄の水圧で窓が空いてしまう可能性があるので、ロックがある場合はロックまで忘れないようにしてください。
また、壁に換気口がついている場合、閉められるのであれば念のため閉めておいた方が良いでしょう。

□まとめ

外壁を高圧洗浄で清掃すると、きれいに汚れが取り除けるものの、使い方を誤るとトラブルにつながってしまう恐れがあります。
また、自分で高圧洗浄をする場合は高所での作業は落ちて怪我をしてしまう可能性があるため、避けるようにしましょう。

外壁の高圧洗浄についてご不明点等ありましたら、お気軽に当社までご相談ください。

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